先日のKaligoでANAのマイルがたまるようにという話の準備をしていたとき、ちょっときになることがあった。
Kaligoで予約して得られるマイルがBAとUAで逆転することがある
概ねBAの方がUAより高額のマイルが付く印象であったが、かならずしもそうでないことに気が付いた。
BAで広島の宿を検索したときのもの。
こちらはUA。BAより付与数が多い。だいたい多くの場合でUAよりもBAの方が付与マイル数が多い印象だったので、あれ??となった。
東京の宿をベストバリュー、大人二名で検索した場合
BA。
UA。
これだとBAの方が良い。(それはともかく高い…)
一人で検索した場合
BA。
UA。
全体的にBAの方がマイル付与数は高いが、割合が微妙に違う。
同じ日程で台北宿泊の場合
台北宿泊の予約をした際、価格の割に付与マイル数が高かったのでこちらも検索。
BA。
あれ?BAの方が全体的にマイル数は高いものの、UAの方と付与率がちょっと違っている。
ただ、ここまでみた感じだと基本的にはBAの方がマイル付与率が良いかんじ。では冒頭の逆転現象は一体?
もしかして安い宿はUAが有利で、高い宿はBAの方が有利なのでは???
と考えて台北で最安値検索をかけてみた。
台北で最安値検索
BA。
UA。
と、思った通り安い宿では全体的にUAの方が付与率が良い。
一応高い方も検索。
台北で最高値検索
BA。
UA。アルェ…?UAの方が高い。というわけで前段の「高い宿はBAに付けた方が有利」という仮説は違う。これから考えるにホテルによってどのマイレージプログラムにどのくらいマイルを付けるかが異なる仕様?
台北で付与マイル順に並び替えた結果
BA。
UA。ごらんの通り結果は並びが変わっている。
この結果から考えるに、Kaligoで予約する場合はホテルごとに各プログラムへのマイルの付与率が決まっているのでは?なので、ホテルによっては選ぶマイレージプログラムによって大きくマイルの付与率が変わるのだと予想した。
ここで、もしかして地方ごとに傾向があるのでは?と考えた。今まで見た日本と台湾では、日本は全体的にBAの方が高く(最安値だとUAが高いが)、台湾はUAの方が高かった。
というわけでニューヨークやロンドンでも検索をしてみた。ニューヨークはBAの方が高く、ロンドンではUAの方が高かった。なんとなくの地域差はありそうではあるが、この地域ではこっちが高い!みたいな傾向を掴むのは難しそうだ。
これをふまえると…
検索してみてわかったこと
わかったこととしては、
- 低価格の宿の場合はUAの方が有利
- 日本国内のそこそこの宿は概ねBAが有利
- 台北ではUAが有利
- 地域差がある
- 同じホテルでも、マイレージプログラムによりマイル付与率が異なる
ということくらい?これらを考えると…
泊まりたいホテルが決まっておらず、単純にマイルを安く貯めたい場合
この場合はソートして安い順に、UAかBAのメインで貯めたい方に貯めるorそこそこのお値段でマイルが高い方に貯めてしまうのがよさそう。数百程度のマイルであれば、効率を考えるよりも使いたい方に優先的に貯めれば良いだろう。
逆に、そこそこの宿に泊まる場合、日本国内においては大きく貯めやすいBAにつけると良い場合が多いと思われる。地域差があるようなので一応検索はした方がよさそうではあるが。
泊まりたいホテルが決まっており、Kaligoで予約が可能な場合
この場合はBA、UAでより有利な方を検索で探した方が良い。泊まりたいホテルが決まっているのであればそこそこのおねだんの宿だろうし、有利な方で貯める方が良い。
とまぁ、当たり前な感じになった。とはいえマイルの付与率が異なるということがわかったため、面倒くさがらずにいちいち検索をかけた方が良いということに。あわてずに検索しよう。Kaligo はこちらから。