kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

デルタスカイマイルアメックスゴールドカードで元はとれるのか?

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Δ雨金といわれるデルタスカイマイルアメリカンエキスプレスゴールドカード。これに2万6000円+税の価値があるのかどうかを考える。

 

デルタスカイマイルアメリカンエキスプレスゴールドカードの利点

 

利点を考える。

 

スカイマイルゴールドメダリオン/スカイチームエリートプラス付与

これが一番デカいと思うけど、いきなりエリートプラス。修行不要!主に以下の面で有利になる。もちろんこれだけじゃないけど。

 

 

ラウンジ利用可能

スカイチーム便でラウンジ利用ができる。これと別に空港によってはカードラウンジも利用可能。

 
優先搭乗

スカイチーム便での優先搭乗可能。小型機に乗る時は荷物入れが埋まりやすく、先に乗れるのは重宝する。

 

専用チェックインカウンター

クッソ混むエコノミークラスカウンターに並ばなくてよい。

 

優先検査場

セキュリティーチェックも優先になる空港も。

 

 

ニッポン500マイルのマイル付与上限が20000マイルに

デルタに乗らなくてもマイルが稼げるニッポン500マイルキャンペーン。これの上限が5000マイルから20000マイルに。

 

 

 入会ボーナスで16000マイル

 

キャンペーン等で条件は変わるものの、だいたいこの程度のマイルが付与される。ポイントサイトを経由すればさらにそちらでも稼げる。

これに加え、デルタ航空の初回利用でもマイルが付与される。エコノミークラスだと10000マイルだ。

 

アメックスのゴールドカードとしての利点も得られる

ポーターサービスや手荷物の宅配等も。

 

 

ベネフィットを金銭面で考える

3万くらい払うことになるが、それだけの価値があるのかどうか?

 

16000マイルの入会特典でスカイマークの近距離路線、もしくは韓国へ行ける

 

特典航空券としてスカイマークの往復が利用できるが、これは提携クレジットカード所有もしくはデルタのメダリオン会員の特典だ。で、これを金銭的に考えると往復2万くらいだろうか。

 

また、韓国行きも利用可能。こちらは往復3万円程度にはなりそう。

この時点で元が取れる…と思いきや、カードの年会費は毎年かかってくる。初年度で解約するならこれでいいかも。

 

ニッポン500マイルで15000マイル余計に稼ぎ出す

 

ニッポン500マイルはこのカードがあれば上限が20000マイルとなり、15000マイル余計に稼ぎ出すことができる。これを利用すれば毎年3万円程度は得をする…ということになり、常に上限の20000マイルを稼いでいれば一応±0になる。

 

ただ、毎年韓国行きたいか?と考えるとちょっと疑問で、この辺はJALの韓国発券と組み合わせるなりするとより良いかも。

 

 

 

国内線年間40フライトで元が取れるってそれもうゴールドメダリオンいらなくね?

毎年20000マイルを稼ぎ出せれば無事元手は取れるようなもの。だが、それを稼ぐには年間40フライトが必要になる(カード決済でのボーナスを加味すれば損益分岐点はもう少し緩くなるが…)。

さらにわざわざスカイチームのステータスを取るということはメインは国際線になるわけで。そう考えると、国内線で40フライトもするならJGCSFCの方が良いのでは?ということになる。LCCメイン…という人ならばなおさらスカイチームエリートプラスは不要なわけで、そう考えると結構微妙だ。

 

ちなみに僕がJALJGCに入った年は国内線のみで35回程度の搭乗で済んでいる。

 JGCSFCであれば、年間1万円程度で維持が可能だ。現在の年齢にもよるが、多くの人は多少余計にお金を払ったとしてもJGCSFCの方が維持費が安くなるだろう。

 

 

ただ、すでにSFCJGCで、国内線で40回搭乗するならば、ボーナスマイルを目当てに作っても損はしないだろう(ニッポン500マイルがなくならないかぎり)。

 

 

JGCJALグローバルクラブワンワールドサファイア扱い

SFCANAスーパーフライヤーズカード。スターアライアンスゴールド扱い。どちらもスカイチームエリートプラスと同様に優先搭乗やラウンジ利用、専用チェックインカウンター等のサービスを受けられる。

 

 

エリートステータスの足場にはもってこいかもしれない

 

全く使い道がないのでは?という感じになってしまったがそんなことはない。国内線はほとんど乗らないorLCCオンリーで、国際線は安めのスカイチーム利用ばかり、でもステータスがつくほどでは…という人にはぴったり…というか、このカードはそういう人を狙ってるんだろう。

 

それ以外の使い道としては、ANA修行の際の踏み台にするという手がある。

デルタからUAへステータスマッチをして、UAの3ヶ月スターアライアンスゴールドを入手、それを元手にANAで楽に修行をする。

修行では当然かなりの回数を乗ることになるためニッポン500マイルの上限が上がるのはありがたい。で、デルタの特典を利用した後に一年間で解約してしまえば最大限にメリットを享受できる。

 

 

まとめ

こんな人にはデルタスカイマイルアメリカンエキスプレスゴールドカードはおすすめ

  • 年に数回、スカイチーム便しか乗らない
  • 修行する時間はないがエリートステータスが欲しい
  • ANASFC修行を考えている
  • すでに他社の上級会員で、国内線のマイルを二重取りしたい(特に40回程度乗る人)
  • 初年度で解約するつもり
  • 複数アライアンスで上級会員になってニヤニヤしたい

 

という感じで、ライトユーザーか極端なヘビーユーザー向けなカードだという印象だ。こういう条件が揃えば、毎年元を取っていくことが可能だと思われる。というわけでアリタリアの上級会員が切れたら作ろうかな。

 

 



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