kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機はあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行します。2日に1回のペースで更新(たまに毎日)。

JALとANAを比較する。国際線乗るなら座席が広いJALがおすすめ

f:id:kinako_yuta:20161112112547p:plain

ちょいと書いてみた。あくまでも陸マイラーなしで普通に勧めるならってところで。

 

 

JALとANAはどちらを使うべきか?

よく比較されるこの二社。実際どっちがいいの?

 

どちらも大して変わらないところ

 

  • JGCとSFC
  • 国内線での上級会員サービス
  • 国内線普通席でのサービス

 


この辺は正直大して変わらない。

JGC(JALグローバルクラブ)/SFC(ANAスーパーフライヤーズカードメンバー)ともにサファイア/プラチナ達成後に対象のクレジットカードを作ると、カードをやめない限りは上級会員扱いされるもの。

席に関して言えば、JALは革張りでANAは布張り。これは完全に好みだ。

 


JALとANAの違い

・先得と旅割の微妙な違い

・機内Wi-Fi

・クラスJの存在

・ファーストクラスとプレミアムクラスの違い

・就航都市

・アップグレードポイントの有無

・国際線プレミアムエコノミー無料アップグレード

・座席の広さ

・提携アライアンス

・マイルのためやすさ

・預け入れ手荷物のサイズ制限


先得と旅割の微妙な違い

先得も旅割もどちらも正規割引運賃で、ほとんどの面は一緒だ。だが、微妙な使い勝手の違いがある。基本的にはJALの方がユーザーには有利だ。

 

先得は即時購入不要

先得も旅割も予約開始日に一気に売り出すが、先得の場合は予約だけで購入期限まで買わないということが可能だ(ウルトラ先得なら75日前まで購入不要)。

ANAの旅割の場合は2日以内の購入が必要だ。取消は無料ということになっているが予定を一気に入れたいときには請求がまとまってやってくることになる。

また、払戻手数料分損をするため、この辺はJALの方が有利である(有名陸マイラーのブログでもこの辺勘違いしてることがあるので注意)。

JALは一度購入すると50%の取消手数料が取られるが、期限ぎりぎりまで待って買うのが良い(直前にリマインダーのメールもくれる)。

払戻・取り消しの手数料もJALは出発後でも50%が返却されるが、ANAの場合は出発後は全額(旅客施設使用料のみ返却)だ。


旅割Xの登場

ANAの新運賃旅割Xは、マイル積算率が50%と低くなっている。先得は最安のウルトラ先得でも75%であり、この面でもJALが有利だ。

 


機内Wi-Fi

飛行機でインターネットなんて使わねえよ!って人もいるかもしれないが、急用で使わなきゃいけない!ということがあるかもしれない。

無いよりはあった方がいいのは当たり前だ。

JALの国内線ではJAL本体運航の多くの路線でWi-Fiサービス・JAL Sky Wi-Fiが利用可能だ。羽田発着路線だとついていない路線を探す方が難しいくらいになった。

キャンペーンで15分間は無料で使える上に、利用料金もANAより安めに設定されている(スマートフォンだと最大700円、ANAは1050円)。→ずっと無料

通信速度もJALの方が早いとの評判だ。

ANAは最近導入が始まったものの、まだまだ少ないのが現状だ。


国際線では両社とも導入されている路線が増えてきたものの、ANAのWi-Fiサービスは機種によっては100MBしか通信できないものもある。

こちらも全体的にはJALの方が優れている。

 


クラスJの存在

JALには多くの路線でクラスJの設定がある。クラスJは1000円の追加で広い座席になり、マイルも増額されるサービスだ。

JAL Onlineに入っている企業の場合、クラスJ料金は無料になるため、企業ユーザーはこれを目当てにJALを利用する人も多い。

実際、広さは普通席とは段違いな上、頻繁に利用しても懐が痛まない価格設定なのが良い。

 


ファーストクラスとプレミアムクラス

国内線の最上級クラスであるファーストクラス(JAL)とプレミアムクラス(ANA)だが、同じようで結構違う。

JALファーストクラスでは

ダイヤモンドプレミアラウンジ使用可能

荷物の最優先返却

最優先搭乗

食器に盛られた暖かい食事


プレミアムクラスでは

SUITE LOUNGE使用不可

荷物の優先返却

優先搭乗

冷えた弁当→(ファーストクラス競合路線のみグレードアップ)


といった具合。運賃に関しても微妙に異なるものの、当日アップグレードはJALが8000円のANAが9000円となっている。


全体的にサービスはJALの方がよく、酒のラインナップ、座席、食事すべてにおいてJALの方が良い。

しかし、JALのファーストクラスは羽田発着の大阪伊丹、札幌千歳、福岡、那覇線のみの設定となっており、多くの路線にプレミアムクラスが設定されているANAの方が乗りやすくなっている。

また、ANAは格安運賃である旅割の一種であるプレミアム旅割でも取れるのも良いところだ。

 

 

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

kinako-yuta.hatenablog.jp

kinako-yuta.hatenablog.jp

 実際にファーストクラスを利用したときの話。

就航都市

就航都市に関しては、国内線においてはJALは九州の離島・沖縄の離島が強く、ANAは中部路線や羽田発の幹線の便数が多いってところ。

どちらかしか就航していない都市もあるため、よく行くところで選べばよいと思う。

また、国際線はANAの方が便数が多いが、JALはANAが就航していない路線もある(逆ももちろんある)。

この辺もよく乗る路線から考えればよいと思う。JALは特に中国本土・東南アジア路線は弱いため、そちらに頻繁に行くならANAの方が良い。

 

アップグレードポイント

ANA上級会員にはマイルのほかにポイントが付与され、アップグレード対象運賃での上級クラスへのアップグレードに利用することができる。

この点でANAの方が良い。

JALは結構前にこの制度自体がなくなったが、そのかわりに上級会員は国際線のアップグレードに必要なマイル数が減額されるようになった。

 

プレミアムエコノミー無料アップグレード

ANAの上級会員であるスーパーフライヤーズカードメンバー以上の場合、空席がある場合はプレミアムエコノミーへのアップグレードが可能。JALにはない魅力だ。

ただし、ANAの場合はマイルでのアップグレードができない(平会員は高い航空券を買うしかない)のと、シート自体はJALの方が断然よい。

 

座席の広さ

JALの場合、中長距離路線ではほとんどの便でSky Suite機材となっており、エコノミーでもシートピッチが33インチ〜34インチ、

787では横の席数が通常の3-3-3の配列から1席少ない2-4-2となっており、ゆとりがあるのが魅力だ(エコノミークラスでも48cm)。

ANAではJAL同様のゆとりがある機材もあるものの、787においては3-3-3の配列に31インチのシートピッチの機材で(787-8。787-9は34インチ)、しかも787は50機以上存在するためにつめこみ機材に当たりやすい(787と777の横10列仕様の横幅は40.5~41cmで、国内線機材と同様の幅。プレエコでようやくJALのエコノミーと同じ幅)。

特に上級会員でない(PYへのアップグレードが期待できない)場合はエコノミーの広さは重要になるため、つらいものがある。上級会員であれば(特にDIA)、乗り換えるうまみはないだろう。

 

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

 JALのエコノミーは本当に広い。

提携アライアンス

JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスと提携している。

ワンワールドで有名どころというと、ブリティッシュエアウェイズやアメリカン航空、キャセイパシフィック、フィンエアーといったところ。

南米やオセアニアでは圧倒的に強いものの、アフリカや中国本土がとにかく弱い。

ワンワールドの利点としては、最上級会員のエメラルドだとファーストクラスラウンジが使用可能になるという点があるが、こちらは多頻度顧客にしか関係がない。

 

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

kinako-yuta.hatenablog.jp

kinako-yuta.hatenablog.jp

kinako-yuta.hatenablog.jp

 ワンワールドの良さは他社のファーストクラスラウンジが利用できるところ。

 

スターアライアンスは加盟社が多く、有名どころだとシンガポール航空、ユナイテッド航空、アシアナ、ルフトハンザといったところ。

ヨーロッパはルフトハンザやそのグループ、アジアではシンガポール航空にタイ国際航空、アシアナ航空、中国国際航空にエアインディアと圧倒的なネットワークを誇る。

そのかわりにロシアや南米には提携社が少なく、空白地帯だ。

スターアライアンスの方が魅力的ではあるものの、これも行くところ次第といったところ。

 預け入れ手荷物の差

ANA国際線では、手荷物のサイズは158cm(3辺の合計)。

JALの場合は203cmで、JALの方が有利。また、個人的な印象としては、JALは荷物周りについては細かいところは見逃してくれることが多い。

 

マイルのためやすさ

これは陸で「普通に」貯めるということを考えるとどちらも変わらない。

クレジットカードや電子マネーも大して変わらない上に、提携社もそこまで変わらない。

共通ポイントサービスはJALがPonta、ANAがTポイントなので、この辺の好みで決めてもいいのかもしれない。ただしJALに関してはツアープレミアムがあり、飛行機の乗り方次第ではJALが有利。

JALの場合

JALでマイルを貯める主な手としては

Amazon

Waon

Ponta(じゃらん・NTTドコモ・ローソンetc)

 

ANAの場合

ANAでマイルを貯める主な手としては

楽天

nanaco

edy

Tポイント(ファミリーマート・ソフトバンク・楽天トラベル)


といった感じ。ポイントサイトを使った貯め方で貯めると、ANAの方が断然有利になるけど、マイル価値の面でどっこいどっこいだと思う。。

 

よく乗る人、特に国際線エコノミーを頻繁に利用する人にとってはJALの方が有利になる

JALはJALカード会員向けにツアープレミアムという制度があり、2000円程度の年会費を支払うとツアーや先得、ダイナミックセイバーでの積算マイルが合計で100%になる。

(FOPは変わらず、キャンペーンボーナスとして付与されるためダブルマイルキャンペーン等の掛け率からは外れる)。これを利用すれば安い予約クラスで予約しててもマイルをもりもり貯めることが可能だ。

また、JALは国際線エコノミークラスがANAよりも快適だ。普通に使うならJALの方が有利になるだろう。


とはいえ世界的にマイレージプログラムは改悪される方向にあり、どちらも条件が変わる可能性が高い。

 

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

 

まとめると


と、いろいろ書いてきたが…自分が乗りたい路線に飛んでないと意味がないので、飛んでる方を選べばよいとは思う。

国内線で安い運賃を使ったり、国際線でエコノミークラスを主に利用する場合、JALの方が座席や運賃の面でゆとりがあり、おすすめだ。

逆にこれから上級会員を目指すならANAの方がメリットが大きいかな?PY無料はうれしいよねやっぱり。あと、頻繁に旅作のセールがあるのもうれしいところ。

人的なサービス面は正直人によるので何とも。まあ、あとこういうのは好き嫌いあるからね(実際、JALの調査では航空会社を選ぶ基準はサービスよりも好き嫌いの方が比重が重いとか)。

 


といった感じ。

JAL SKY WIDER 

JALの国際線エコノミーは座席が広め。

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】 

ANAは旅作のセールが多いのがうれしい。