kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

ジャンヌダルクの没地、ルーアンを観光する

にほんブログ村 小遣いブログ JALマイル・JGC修行へ

というわけでルーアンへやってきたのだ。あんま時間もないのでサクッと見て回る。

 

 

 

 

ルーアンはどんな街?といえば…

ジャンヌダルク終焉の地というのが世界史的には有名は話かな?Wikipedia曰わく

中世からの古都であり、大司教座が置かれた。ルーアン大聖堂はゴシック建築の代表として知られる。クロード・モネの中期の連作『ルーアン大聖堂』はこの聖堂を主題としたものである。ルーアン大聖堂にはノルマン人で初代ノルマンディー公になったロロの墓がある。また、百年戦争で捕虜となったジャンヌ・ダルクは、1431年にこの町で火刑に処されている。

 

とまあ世界遺産ではないけど観光地としてわりとメジャーなところだったりする。場所的にはパリからみて北西にある街でサンラザール駅から1時間。ノルマンディー地方にある。


f:id:kinako_yuta:20171104133650j:image

 ジャンヌダルクが没した場所に建てられたジャンヌダルク教会。とはいっても見た目は特に何かがすごいわけでもない。まわりはお土産やさんが多いので買い物にはいいかな?

 このステンドグラスはほかの教会から移されてきたもの。ルネッサンス期のものだそうな。

 


f:id:kinako_yuta:20171106174902j:image

サンマクルー教会(左)。 フランス観光開発機構の公式ページによれば、

 

大聖堂の裏手にあるフランボワイヤン・ゴシック期の建築。ルネサンス様式の塔やステンドグラス、屋根などがおもな見どころ。
教会の前庭サン・マクルー・アトリウムには、死を象徴する彫刻が飾られている。また、16~17世紀に納骨堂だったところが、いまは美術学校として使用されている。

Read more at: http://jp.france.fr/ja/discover/47659

 だそうな。

 

拡大。すっげーかっこいい。一見の価値あり。

 

夜の方がインスタ蠅するとおもいます。

旧市街的な?どうやら歩行者天国になっているみたい。

ルーアンのシンボルであるノートルダム大聖堂。ノートルダムは聖母マリアを祭った教会(Notre-Dame=Our Lady=聖母マリア)。というわけでフランスの各地にある。

ここのノートルダム大聖堂はモネが連作を描いたことで有名。それはともかくとしてこの精細さがやばい。

夕方の旧市街。こういう光景大好きなんだよね。

 時計台のところ。この時計台もルーアンの名所。

 

ルーアンで酒を探そう

ルーアンのもう一つの側面として、ルーアンはノルマンディー地方であるというのがある。ノルマンディー地方の名産は…りんご…シードル…カルバドス…!そう、酒を買いにきたのだ!

特にシードルはワインと違い、日本国内だと買える種類が大変少ない。なのでこういう機会に買い付けたい…というわけ。

 

 

 まずは酒屋を探す。

…と思ったんだけど、マジで酒屋はワインしか売ってない。カルバドスが売っていても普通に日本で買えるやつしかなかったり。土産物屋の方がかえってあるくらい。


f:id:kinako_yuta:20171104133819j:image

ここはそこそこの数があった。でも買いたいやつはなし。うーむ。

f:id:kinako_yuta:20171107134431j:plain

これが買ってきた酒のひとつ、ポモー。ポモーはカルバドスをつくったのと同じ蒸留所のりんごジュースで割って、樽で熟成させたもの。味的には単純にカルバドスとリンゴジュースを足した味…ではなく、より強い甘みと樽感が出たものになっていて大変おいしい。これも種類はたくさんあるみたいなので、また買ってきたいな(日本で買えるものもあり)。

 


f:id:kinako_yuta:20171104133909j:image

とりあえずシードルも何本か購入。おいしいといいな(これはルーアンで飲んじゃった分)。

 

ルーアンのトラム、BRT

 ルーアンの隠れた(?)見所として「交通網」がある。パリやルアーブルへの普通鉄道のほかに、トラムやBRT(Bus Rapid Transit、バスを使った高速大容量輸送システム)がある。


ルーアンのトラム(LRT)

 まあこのサイトでも見てください。

 

実際行ってみて驚いたのが、「バスが専用軌道を走り、停留所では自動運転になる」ところ。このBRTのシステムはなかなか優れていて、これを乗れたのは思いがけない収穫だった。

バス専用の通りが街中を通っていて、そこは両脇が歩行者専用、真ん中がバス専用というかんじ。本数はとても多くて、システム的には完全にトラムと同じ(そもそもトラムって表示されていて、路面電車はメトロになっている)。難点はGoogle MapではBRTの路線が表示されないところ。バス路線とかも対応してくれるといいのにね。

 
f:id:kinako_yuta:20171104133950j:image

 赤いところが専用軌道。白の破線を読んで自動運転するようで。

 


f:id:kinako_yuta:20171104134049j:image

 トラム(メトロ)。地上交通を分断しないよう、地下に造られている…とはいっても末端では路面電車的になっているみたい。観光で訪れる範囲は完全にただの地下鉄で、停車ボタンを押さずとも勝手に止まってくれる。BRTもこのトラムもとても便利。みた感じ、都市間輸送が普通鉄道(パリ、カーン、ルアーブルと繋がっている)、都市内大規模輸送がメトロ、トラム、中規模輸送が急行バスってかんじで分かれているっぽい。日本と違って系統がきっちり分かれているのが面白いっすね。

 

 

という感じ。あとはルーアンの町中の写真でお茶を濁しておこう。

すごいいいかんじ。

どっかの教会のステンドグラス。たぶんノートルダム。

なんだっけこれ…

活気あふれる時計台。こういう街並み大好き。物語を感じる。

ちょっとした路地も絵になる。

いいっすね。

翌朝。めっちゃ悪役がいそう。

時計台。

 すっごいわるいやつがいそう。ルーアンはまた来たいな。