kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

旅割X/ウルトラ先得とLCCはどちらがお得なのかを計算した(沖縄編)

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東京沖縄間で、果たしてどちらがお得に移動できるか?を計算してみた。

 

前提条件として、

  • 山手線内から移動
  • 座席指定のありなしを分けて考える
  • 受託手荷物のありなしを分けて考える
  • マイルは1マイル=2円と換算し、航空券価格から値引く形で計算

マイル価値については諸説あるものの、ここでは1マイル2円として計算した。

 

JAL利用の場合

JAL・ANA利用の場合は当然のことながら

  • 受託手荷物無料
  • 座席指定無料
  • マイル付与

ということになる。

JALの場合、最安価格は9090円となる。さらに区間マイルの75%が積算されるため、738マイルが積算される。この分を2円と計算すると1476円引かれて実質7614円。

さらに羽田空港までは407~500円(品川駅が最安)程度で移動ができることを考えると、およそ8000円程度で移動ができる計算となる(もちろん羽田からの距離次第にはなるが)。

また、大阪からの場合も似たような感じになると思われる。

 

ANAの場合

ANAの場合、最安価格は9190円。旅割Xは区間マイルの50%が積算されるため、492マイルの積算となる。この分を引いた実質価格は8206円。羽田空港までの分を考えると、8600円程度となった。

 

LCCの場合

同時期のジェットスターの最安価格の場合、手数料380円込みで6320円となった。しかしここに座席指定に最低460円、成田空港までのバス代1000円と、受託手荷物分が加算されることになる。つまり、受託手荷物がある場合はJALやANAと大して変わらなくなってしまう。

 

 

 

ただ、各社ともに運賃は変動するため、マイル積算分と受託手荷物、座席指定、空港までの交通費とLCCの手数料を換算して、どちらが得かを割り出すことにした。

 

 

 

LCC利用で座席指定不要、受託手荷物なしの場合

男気あふれる、何もいらないという人だとどうか。

この場合、空港までの差額500円分とマイルを還元した984~1476円を足した金額しか変わらないことになる。つまり、JAL/ANAよりも2000円違えばお得に移動ができる計算だ。

JALが9000円程度の場合、7000円以下ならばお得ということになる。

 

LCC利用、座席指定は最安、受託手荷物なしの場合

この場合は何もなし+座席指定料480円となる。その分はJALやANA利用時は無料になるため、2500円違えばLCCの方がお得なことになる。

 

LCC利用、座席指定は最安、受託手荷物10㎏の場合

ここからはジェットスターの場合はセット運賃であるちゃっかりPlusが登場する。

ちゃっかりPlusは元の運賃次第で料金が変わるようだが、最安値である1650円で考える。

ちゃっかりPlusの場合、座席指定はスタンダードシートが利用可能、受託手荷物は10kgまで利用可能だ。この分を加算すると、3600円程度の価格差があればお得なことになる。

ちゃっかりPlusの場合、500円分のフライト中に使えるバウチャーがもらえる。しかしJALやANAは飲み物が無料なので価格差の計算には入れないこととした。

 

 

LCC利用、座席指定、受託手荷物20kgの場合

LCCが一番不利な条件だ。

この条件だとジェットスターのStarter運賃に加えて20㎏の受託手荷物1800円、座席指定480円とバラバラにつけた方が有利だ。

JALやANAと比べると4300円の価格差があれば有利になる。

 

まとめ:冬場はおとなしく大手に乗ろう

というわけで、受託手荷物がある場合はLCCの利用は著しく不利になる。JALやANAの運賃が高い直前予約や夏場ならともかく、冬場の沖縄を事前に予約できる場合はLCCを利用する価値は薄くなってくる。もちろん、マイルはすぐに失効しちゃうから一切気にしないという人もいるとは思うが、そういう場合もブリティッシュエアウェイズやユナイテッド航空に貯めればいつかは特典交換が可能だ。この分の1500円程度を考えないにしても、受託手荷物がある場合はLCCはやめた方が良い。カウンターが混むのも相まって、多大なストレスだ。

 

さらに、LCCだと遅延や欠航時のサポートが良くない。払い戻しでおしまいの可能性もあるため、この辺も大手の方が安心だ(冬場だから問題ないと思うけど)。遅延保障を付けようと思うとさらに運賃は跳ね上がるし、ますます利点がなくなっていく。さらに、払い戻ししてもお金は返ってこない運賃もある(大手は最低でも40%は返ってくる)。

 

スカイマークの話を一切出さなかったが、この場合はJAL/ANAのマイル分を考えればいいため、1500円も違えばお得ということになる。これらのことを考えると、冬場はむしろスカイマークが一番得なのでは?という感じだ。

 

クレジットカードのゴールドカードがある場合、羽田空港では制限エリア内にカードラウンジも存在する。成田空港第3ターミナルでは利用できないため、この辺も注意したい。