日欧線・JALのサマーダイヤ
日欧線のダイヤが決定してた。
羽田空港への新規就航はヘルシンキとモスクワ(シェレメチェボ)
今回の羽田枠の欧州への割り振りはJALに対してはフィンランドとロシア(あとはインド・中国・オーストラリア・米国)が振られた。
その結果として、ヘルシンキ線とモスクワ線が羽田へスライドすることになった。スライドなので成田からはなくなる格好。
これにより、成田発の自社欧州線はフランクフルト行きのみとなった(VVOは含めず)。
新規に設定されるモスクワとヘルシンキの時刻表は以下の通り。
- JL47 HND-HEL 10:50-15:00
- JL48 HEL-HND 17:25-08:55(+1)
- JL49 HND-SVO 10:45-14:55
- JL50 SVO-HND 16:35-07:55(+1)
まあ、成田のダイヤをそのまま羽田に持ってきただけですね。販売は2019年11月26日から。
これにより、2020年のJALのサマーダイヤは以下の通りとなる。増便等も反映した。
2020年夏期ダイヤ(欧州方面)
JL自社便
- JL41/42 HND-LHR (深夜)
- JL43/44 HND-LHR
- JL45/46 HND-CDG
- JL47/48 HND-HEL (新規)
- JL49/40 HND-SVO (新規)
- JL407/408 NRT-FRA
他社便(すべてJL便名付加、共同事業パートナー)
- BA6/5 NRT-LHR
- BA8/7 HND-LHR
- BA20/19 KIX-LHR (週4)
- AY62/61 HND-HEL (新規・深夜)
- AY74/73 NRT-HEL
- AY78/77 KIX-HEL
- AY68/67 KIX-HEL (深夜・週5へ増便)
- AY80/79 NGO-HEL
- AY76/75 FUK-HEL (週3・4/22~)
- AY66/65 CTS-HEL (週2・通年化)
- IB6801/6800 NRT-MAD (週5・6/18~毎日へ増便)
とまあこんなかんじ。ANAと比べると、フィンエアー運航分がある分地方在住者の旅行にはやさしいかんじでしょうか。
まとめると、
- TYO-LHR:週28便
- TYO-HEL:週21便
- TYO-CDG:週7便
- TYO-FRA:週7便
- TYO-MAD:週7便
- TYO-SVO:週7便
- KIX-LHR:週4便
- KIX-HEL:週12便
- NGO-HEL:週7便
- FUK-HEL:週3便
- CTS-HEL:週2便
アエロフロートとの提携
また、これとは別途にアエロフロートも羽田への移管・関西(週4)への就航を予定している。
SUとの提携は共同事業を目指しているようだけど、日本ロシア間だけの限定的なものなので、欧州方面への選択肢の増加には寄与しないと思われる。
来年にまた動きがあるかも
というわけで、とりあえず現状の路線をまとめておいた。
ただ、今回発表になった羽田への移管、サンフランシスコやウラジオストク、バンガロール以外に3~5の路線を成田から増便する予定のようなので、欧州線がもう1便くらい出てくるかも?という気もする。
JAL、羽田発着枠増枠でホノルル2便 20年3月国際線強化、全国からハワイへ
例年通りであれば、おそらく2020年1月下旬になんらかの情報が出てくると思う。
個人的にはマドリードを深夜で設定してくれるとうれしいんだけど…。