kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

Suicaで乗車し最大2%還元、JR東日本の在来線でもポイントが貯まるように(2019/10/1~)

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Suicaで乗車し2%還元、JR東がポイントサービスの積算対象を拡大 - 鉄道コム

JREポイントが鉄道利用でも貯まるようになる。9/3発表。

 

 

 

 

JREポイントがとうとう鉄道利用でも積算されるようになる

JREポイントはJR東日本のポイント制度、イマイチ使いにくくわかりにくい、アプリがクソと正直使いやすさの面では擁護しようがないシロモノなんだけど、JR東日本管内で生活する上ではどうしてもかかわってくるポイント制度。

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

特典もまたわかりにくいんだこれが。


JREポイントは現状では複数の貯め方があり、

  • ビューカード/JREカードでの決済(従来のビューサンクスポイント)
  • えきねっとの利用(えきねっとポイントからの交換)
  • アトレ・ルミネ等実店舗でのお買い物
  • JRE MALL(オンラインショップ)でのお買い物

だったけど、これに

  • JR東日本の在来線乗車
  • JR東日本のSuicaグリーン券
  • モバイルSuica定期券

が加わる。なおこれらはもともとビューカード/JREカードでは「カードのポイントとして」JREポイントが貯まっていたが、それとは別にJREポイントが積算されるようになる。

 

割合としてはモバイルSuicaでは利用額の2%、カードタイプのSuicaでは0.5%となる。

 


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なるほど、こうやってモバイルSuicaを訴求していくのか、という感じ。
なお、JREポイントは無記名Suicaや記念Suicaでは登録自体ができないため、強制的に名前や年齢等がわかってしまう仕組み。


この辺は航空を意識してるんだとおもいます(JR東日本が最終的に何を目指しているか?が窺える)。

 

 

開始時期は10/1と、消費増税に合わせた施策かな?まあ損はないので、JR東日本でモバイルSuica定期券を買っている人、普通の定期券でも区間外利用があるような人、Suicaグリーン券を使う人は登録しておくといいかなとおもいます(登録必須)。
利用者としては、モバイルSuicaを使う限りは還元率的には増税前よりむしろ値下げされることになるけど、カードタイプのSuicaであれば増税で値上げになるかんじでしょうか。まあJRのせいじゃないし仕方ないけど

(増税前より値下げ=還元率2%でもグリーン券への交換で3.26%に化けるため)。

なお、モバイルSuica定期券の購入にJREカードを利用すれば3.5%、これをモバイルSuicaグリーン券特典へ交換で5.7%。いいんじゃないでしょうか。

 

キャンペーンとして、12月31日までに新規にJREポイントにSuicaを登録すると100ポイントもらえるほか、モバイルSuica新規登録もしくは年会費を支払った場合、年会費相当のポイントがもらえる。

 

今後の展開

なお、今後のサービス拡大イメージとして

  • タッチでGo!新幹線でのポイント付与(2020年春以降)
  • Suicaによる回数乗車割引(バスでやっているようなかんじかな、2020年12月以降)
  • えきねっとでのJREポイントを使用した座席クラスアップグレード(2021年春)
  • えきねっとでの特典乗車券交換(2021年春)

なんかが予定されている模様。もうこれ完全にマイル制度だし、やりたいことが丸見え。


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こんなかんじだそうで。ただ…すごいわかりにくくなりそう。

 

Suicaを利用した新幹線乗車制度

特に解説なくタッチでGo!新幹線と書いたけど、↓参照。Suicaを利用した新幹線乗車制度はいくつかある。


ご利用方法 | タッチでGo!新幹線:JR東日本

タッチでGo!新幹線は事前登録が必要だけど、SuicaだけでJR東日本の新幹線(Suica対応エリアのみ、かつエリアを跨がない場合に限る)に乗車できるしくみ。

 

Suicaで新幹線に乗る仕組みはいくつかあって、以下の通り。

  • モバイルSuica特急券(モバトク含む)
  • Suica FREX定期券(新幹線定期券)※
  • タッチでGo!新幹線※※
  • 新幹線区間を含む新幹線定期でないSuica定期券(東京~那須塩原・上毛高原・安中榛名間、郡山~古川間、長岡~新潟間)で、Suica残高で特急券分引き落とし※※

※、※※の手法は自由席のみ

※※の手法はエリアまたぎ不可

 

新幹線区間を含むSuica定期券の特急券利用はどうなるんでしょうか。特に言及ないけどタッチでGo!と同じ扱いかな?

 

なおSuicaを利用した新幹線利用、特にモバイルSuica特急券は必ずしも安いとは限らないので、紙のきっぷと常に比較することが必要(紙の切符の場合、距離に応じて制度が変わるため。↓参照)


JR東日本:旅客営業規則>第2編 旅客営業 -第3章 旅客運賃・料金 -第2節 普通旅客運賃

旅客営業規則第86条、87条参照。101kmを超える距離の場合運賃計算の特例が入るため、在来線区間が入ると損をすることがある。


JREポイントの使い道

JREポイントは現状では買い物での利用やビューカード利用者であれば商品交換(Suicaグッズとか)、Suicaへのチャージ等がある。
基本的にこれらはすべて1ポイント1円程度の利用になる。
お得さで言えば現状で一番良いのがSuicaグリーン券への交換。これが一番還元率が良い(最大1.63円)。詳しくは↓。

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

 


今後の展開に書かれているようなものの必要ポイント次第では、何が一番お得か?というのは変わるので、2020年以降に期待。