オスロでは2種類の空港アクセス鉄道を使ってみた。
オスロの空港アクセス鉄道
オスロ・ガーデエモン国際空港の空港アクセス鉄道は2種類が存在する。
1つが普通鉄道で、ノルウェー国鉄が運行しているもの。
もう一つが空港アクセス列車、Flytoget。
空港特急のFlytogetは空いてて車内Wi-Fiあり
一番メインのアクセス手段としては、空港でも大々的にアピールしているFlytoget。料金は196NOKで、市内まで19~23分。
特徴としてはWi-Fiと電源がついているところ。また、空いているのもGood。
ただ…改札があって、そこで詰まるので実際にはあまり早くない。
最大の利点は運転間隔で、10分に1本程度の本数がある(土日は一部20分間隔)。また、定時運行率がとても高いのも魅力。
なお切符を買わずにクレカでの利用も可能なほか、モバイルアプリでの決済も可能。
安くて速い、ノルウェー国鉄Vy
ノルウェー国鉄がオスロ近郊区間の列車として空港に乗り入れている。
こちらは23分の所要時間で、105NOKと半額程度。しかも改札がないから(検札でまわってくることはあるので、きっぷはちゃんと買いましょう)詰まることもなく、乗車位置次第ではこちらの方が早いことも…。
運転間隔は10分~30分に1本なので、ここが弱点かな。ぼくが乗ったときはちょうど30分時間が空いていたため、かなり時間を持て余した。
ダイヤ的には
空港発が毎時3分、13分、43分
オスロ中央発が毎時24分、34分、54分
のパターンダイヤになってる模様。
空港発。
オスロ中央駅発。時間が開いてる時間があるのが難点。
どちらを使うべきか
所要時間としては国鉄だと23分、Flytogetだと19分と4分しか変わらない。
料金としてはほぼ倍の105NOKか196NOKか、というところ。
ただし、運転間隔が普通列車は不規則でおよそ10~30分に1本、Flytogetは10分に1本。
なので、少しでも急ぎたい、待ち時間を少なくしたいならFlytoget、時間に余裕があるなら普通列車でいいんじゃないかなと思う(また、Flytogetの方が定時率が高いそうな)。
なお土日は時間帯によってFlytogetの本数が減るので、ノルウェー国鉄でいいかもしれない。
どちらも着席保証はないものの、本数的にFlytogetの方が座りやすいかな?というかんじ(ぼくはどちらも座れたけど)。ただ、100NOK=1100えん、つまり1000円ちょいのノルウェー国鉄か、2000円ちょいのFlytogetか、という選択肢になるわけで…おさいふと相談かな?。ぼくはノルウェー国鉄で十分だと思います。