オンライン蒸留所見学。うーん。
サントリーの蒸留所がオンラインで見られる
サントリーは日本の酒類メーカーですね。ウイスキーメーカーとしては日本最大手なほか、ビールやワイン、清涼飲料水や食品等も作っている、巨大な総合食品メーカー。サントリーは日本初の本格ウイスキー生産者で、日本国内には3つの蒸留所を持っている。
そのうちの山崎蒸溜所、白州蒸溜所については通常時は有料もしくは無料の工場見学、試飲を行っている…んですけど、このご時世でどちらも受け付けを停止している。結構行ってるのでとてもつらい。
まあ、何度も行ってます。記事にしてないのも結構ある。
で、そんな中サントリーが繰り出してきたのがオンライン見学。
無料の蒸留所バーチャルツアー
これに関してはWebサイト見てください。
山崎蒸溜所のウイスキー館・白州蒸溜所のウイスキー博物館の一部を見学できる。
ウイスキーづくりの工程が見れるわけじゃないので注意。まあ、無料ですし。
オンラインライブ(有料)
こちらは事前予約が必要(記事公開日の2/1は予約開始日ですよ!)。予約すると自宅にテイスティング用のウイスキー、グラスが送られてきて、説明を聞きながら自宅で飲めるというもの。
これはまあ、予約取れたらそのうち記事にします。
ちなみに、通常時の蒸留所見学の場合は以下の通り。
- 無料見学:ウイスキー館/ウイスキー博物館、有料試飲、物販
- 通常の見学(予約or当日受付):ウイスキー館/ウイスキー博物館、製造工程(醸造→蒸溜→貯蔵それぞれ、順番はその時により変わる)、試飲(おつまみ、グラス付き、ハイボール作り方講座)、有料試飲、物販、南アルプスの天然水工場見学(白州のみ、セットになったツアーがある)
- 特別な見学:特別な試飲や講演会等(そのときによる)
ちょっと難しいんじゃないでしょうか
まあ色々考えますね酒メーカーも。
とはいえ、オンラインライブは正直なところなかなか難しいと個人的には思っています。
というのも、普段の蒸留所見学では五感でウイスキーを感じることができるんですね。
たとえば外気と貯蔵庫、発酵槽それぞれの温度変化や、発酵槽や貯蔵庫のにおいの変化、材料の触感等々。
これが自宅だとウイスキー自身の変化のみになっちゃうのが厳しいところ。まあ、考えようによっては自宅でゆっくり…というのもあるけど。
また、蒸留所見学に行く人の中には有料試飲を楽しみにしている人も多いかと思うけど、これもできないのが余計につらい。
蒸溜所の有料試飲でしか飲めない酒っていっぱいあるんですねこれが。
それでもこういう取り組みは良いと思います。落ち着いたら再開してくれることを祈っております。