カーシェアの話です。
JALとタイムズカーシェアの「走ってマイル」
走ってマイルはJALとタイムズカーシェア(旧タイムズカープラス)のサービス。
専用サイトでJMBお得意様番号を入力し、対象空港行きのJAL便を利用(搭乗履歴を確認される)、対象のステーションからカーシェアを利用すると、1kmあたり1マイル(最大600マイル)が積算されるというサービス。
走ってマイルでのマイル加算条件
マイルの加算にはいくつかの条件があって、
- タイムズカーシェア会員かつJMB会員
- 請求金額が0円でない(eチケットや給油等で割引が入ると対象にならないことも)
- 到着空港までJAL利用である
- 対象のステーションからの初回利用のみ
で、対象の空港は
- 広島空港 (広島空港県営第一駐車場ステーション・タイムズカー広島空港)
- 高松空港 (高松空港月極ステーション)
- 大阪国際空港 (大阪国際空港ステーション・タイムズカー伊丹空港)
- 関西国際空港 (関西国際空港ステーション・タイムズカー関西空港)
となっている。基本的に空港から車で移動する人向け。
またカーシェアの特徴として乗り捨てが基本的にはできないので、空港までは再度車で戻ることになる。
どのくらい貯まるかは下表参照。プランごとに異なる。
那覇空港周辺の渋滞緩和に向けた試行実験「那覇市走ってマイルキャンペーン
那覇空港周辺の渋滞緩和に向け試行実験実施 | プレスリリース | JAL企業サイト
で、このプレスリリース。那覇空港周辺の混雑緩和のための社会実験を行うそうな。
上記の通常の走ってマイルとは毛色が異なり、空港周辺から那覇市内まで客を誘導する仕組み。
対象は那覇市内のステーションで、あとは通常と同様。
今回の実験は2019年9月2日~2020年3月31日まで。
で、これに合わせて特典航空券相当のマイルである15000マイルが当たるキャンペーンが行われている。
【15000マイルがあたる!】東京=沖縄 普通席特典航空券<往復>相当プレゼントキャンペーン
2019年9月2日~2020年3月31日の対象期間中にJMBお得意様番号の登録と「走ってマイル」のサイトからエントリーが必要。
2回の抽選期間があり、12月末までにエントリーと3月末までにエントリーの2回でそれぞれ15000マイルが抽選で15人にプレゼントされる。
登録にはカーシェアのICカード裏の番号が必要なので注意。
カーシェアが安いとは限らないので注意
さて、旅行者の場合カーシェアって必ずしも安いとは限らないのが難しいところ。
パック料金の場合、レンタカーのキャンペーン料金の方が安いってことは頻繁にある。
また、タイムズカーシェアの会員の場合、タイムズレンタカーは17時以降のレンタル時、夜間分は無料になるためこの面でもレンタカーの方が有利(→カーシェア会員は自動的にタイムズクラブのプレミアム会員)。
どちらかというと、カーシェアは短時間利用において有利であるため、仕事で3時間だけ…とかそういう利用スタイルに向いているかな、というところ。
ぼくみたいに観光で使う場合、「今日の昼の便で帰るけどちょっと時間があるから車であそこ行こう」とか、早朝にレンタルしたいような場合には便利に使えるかな?(まあ24時間営業のレンタカー会社使えばいいんだけど…)。
カーシェアの維持は月1000円かかるので、このために会員になるのはおすすめしません。カーシェアは明確に利用のイメージが浮かぶ人でないと利用するのはなかなか難しいかなとおもいます。