立山黒部アルペンルートを利用した。
立山黒部アルペンルートを利用して立山まで登ってみた
立山黒部アルペンルートは、長野県・扇沢駅から富山県・立山駅までを繋ぐルート。
観光の目玉として黒部ダムや雪の壁のアレ(雪の大谷)がある。
今回は長野側からのぼり、室堂で引き返すルートで登ってみた。
乗りつぶしのためのアルペンルート
室堂で引き返す場合、4つの交通機関を乗り継ぐことになる。
- 電気バス(扇沢~黒部ダム)
- ケーブルカー(黒部湖~黒部平)
- ロープウェイ(黒部平~大観峰)
- トロリーバス(大観峰~室堂)
…そう、日本で唯一のトロリーバスに乗ることができるんですよ。
電気バス
電気バス区間はもともとはトロリーバスでの運行だったけど、2019年よりすべて電気バスでの運行となっている。
電気バスの充電方式は独特のものなので、車内でビデオを確認するとそれなりに楽しいかとおもいます(トンネルの説明等もある)。
途中で県境をまたいだり。説明もそれなりにある。
で、黒部ダム。
黒部ダム
黒部ダムは関西電力所有のダム。このダムは「発電専用」。シーズン中は観光放水が見どころ。
まあ、一度見ればいいかな…くらいのかんじかとおもいます。
朝から行くと、こんなかんじで虹がかかっているかも。
ケーブルカー
このケーブルカーは全線地下。全線地下のケーブルカーは日本ではここだけ、らしい。
まあ、ケーブルカー自体は特に珍しいものではないけど。
ちなみに、階段での写真撮影は禁止なので注意(この写真は乗る前に階段の手前で撮影)。
ロープウェイ
この区間はロープウェイ。立山ロープウェイは途中に支柱がないタイプ(ワンスパン方式)で、同方式としては日本最長。
窓が大きく、景色が良い。
特に前後の交通機関は地下を走るので、このロープウェイは開放感がすごい。
こんな感じ。奥に見えるのは黒部湖(黒部ダムによってできた湖)。
トロリーバス
日本で唯一のトロリーバス区間。トロリーバス自体は海外行けば割と走っているけど(ぼくはサンクトペテルブルクで利用したことあり)、日本ではここだけなので特別なかんじはある。
まあ、乗っちゃうと大したものではないです。まあ、うん。
気軽に?山に来れる
トロリーバスまで登りきると、標高2450mの室堂に到着する。景色がとてもよく、体力がなくても山登り気分になれる…はず(ただ、ここまで来るのに結構階段があるため、脚が悪い人にはお勧めできない)。
室堂駅から周辺を散策するとこんなかんじの景色を見ることができる。
まあ、夏場の観光としてはいいところだとおもいます。楽だし。