kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行します。2日に1回のペースで更新(たまに毎日)。JL-DIAと Marriott-PLT, SPG-PLT, accor-Gold。訪問国数:20

飛行機の多頻度旅客の立場で東海道新幹線と航空機を比較する

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東海道新幹線のグリーン車を利用した。さて、ここで気になるのは「東京大阪間の移動は航空機と新幹線のどちらが優れているか」問題。なおここでいう航空機とはJALとANAの話。
ちなみに結論は「時と場合による」であるので、絶対飛行機!新幹線!って話ではないのであしからず。

 

 東海道新幹線と羽田伊丹間の航空機を比較

いいところと悪いところはそれぞれにあるよ。

なお前提条件となる僕の属性としては

  • 京浜東北線沿線
  • JAL上級会員
  • エクスプレス予約会員

ってかんじ。

 

所要時間


所要時間についてはこれは人による

羽田伊丹間の飛行時間は50分、ダイヤ上は1時間10分。それに加えて保安検査や手続きの時間等がかかる。

新幹線の場合はおよそ2時間半。


大阪北部から東京方面へ移動する場合、車で伊丹空港まで向かった方が速いこともあるし、東京の場合も新幹線駅よりも空港の方が車であれば近いということもあり得る。車移動の場合はだいたい飛行機の方が優位になるんじゃないかな。
あとはモノレール沿線の住民や京急・阪急沿線の住民だと新幹線駅よりも空港の方が近いことがある。

ただまあ基本的には新幹線駅の方が立地的には便利だよね。これはもう圧倒的多数は新幹線の方が便利

乗り物に乗っている時間としては飛行機の方が短いのは間違いないけど、保安検査やもろもろを考えると…。

ということを考えると、【多くの人には新幹線の方が所要時間が短いが、飛行機の方が短い人もいる】という感じ。

僕の場合は京浜東北の北側在住なので、東京→浜松町→品川の順序。新幹線の方が便利だけど、大差ない。

ただ、年始に利用した感覚だと…駅は混雑がひどくて乗車15分前には駅にいないと危険な感じ。帰省ラッシュ時は時間は逆転する可能性もある。

 


利便性、トラブル回避


もうこれに関しては新幹線は圧勝。というのも新幹線は直前でも予約変更できるし、さらに本数がとにかく多い、多すぎる。紙のきっぷなら大阪からの寝台特急に乗ることもできる(追加料金はかかるけど)。飛行機は乗り遅れたらそれまで(航空会社責の場合は除く)だし、予約変更は高めの運賃でないとできない。
ただ、新幹線が劣るものが一つあって、それが「乗客の安全性」。保安検査がないので、そこをどう考えるか。

news.yahoo.co.jp

鉄道も保安検査を検討している模様。安全面では良いけど、そのかわりに新幹線の良さの一つである「即乗れる」というのは弱くなる。

 

事故のリスクはまあどちらも少ないけど、飛行機の方が若干高めかな?とは思う。
関ヶ原の雪は…まあどうしようもないけど、それ言ったら飛行機はもっと天候には弱い(場所によっては回避したりもするけど、空港がダメだと接近すら難しい)。

というわけで、【新幹線の圧勝】。


快適性


これは…すわり比べるとわかるんだけど、新幹線の座席は姿勢を正していても腰が痛くなる。また、そもそもがリクライニング前提のつくりをしていることもあり、東京新大阪間では僕の場合は腰痛を発症する。

 

また、シートピッチが広いから荷物をたくさん身の回りに置けるのはメリットではあるものの、大きいスーツケースは荷物置き場がない(この話は東海道新幹線限定なので)こともあり割と困る。
グリーン車でも同様で、座るポジションが定まらないのかかなりだらしのない恰好で座っている人が多い。
その点、航空機の場合は乗っている時間が短いこともあり腰痛を発症しにくいほか、そもそもリクライニングをしない前提の座席のつくりをしており、姿勢を正して乗れば快適。シートピッチは狭いものの、大きめの荷物は預けることができる。また、JALやANAの場合追加料金でより上質な座席を選択することができる(グリーンより快適)
また、多頻度顧客や上級クラスの場合航空機であれば待ち時間は空港のラウンジを利用することができ、快適。

航空機だと飲み物が出てくるほか、上級クラスなら食事もある。この辺はまあどうでもいいと感じる人も多いかもしれないけど。

あと、鉄道を使う際の盲点として「途中での他の乗客の乗降が案外ストレスになる」ところ。人が動くため騒がしくなり落ち着かないのが弱点(グリーン車だとそうでもないけど)。

これらを考えると【飛行機の方が優れている】と考えられる。

 

また、駅はとにかく人が多く疲れる。疲れた。


荷物


快適性の項で書いた通り、荷物は基本的には航空機の方が取り回しは楽になる。しかし航空機の場合「持ち込めないもの」「預入ができないもの」「そもそも航空輸送自体ができないもの」が存在する(プライベートでは関係ないっすね)。その一例としては医療用ではない高圧ガスや放射性物質、腐食性物質等々。まあ国土交通省のページでも見てもらえれば。

ただし、新幹線についてもそもそも持ち込んではいけないものが多数存在する。ガソリンや高圧ガス等、放射性物質等は航空機同様禁止されている…んだけど、実際は持って入れてしまう。この辺を安全面でどう考えるか?ってのはある。


また、そもそも論として鉄道は手荷物の持ち込み制限があり、30kg以上の荷物は持ち込むことができないほか、スーツケースは実は2つまでしか持ち込むことができない(実際はチェックがないが…)。航空機の場合、100席以上の機材であれば1つ32kgまでではあるが超過料金を支払えば最大100kgまで、個数制限なく預け入れることができる(この場合、荷物は発送した方が良いと思います)。なので、大荷物であれば鉄道での移動はできず、タクシーや自家用車+航空機で移動するしかないということになる(かなりのレアケースだとは思うけど)。


というわけで、大体の場合は航空機の方がたくさん運べるということになりそう。ただしその分手続きに時間はかかるけど。


運賃は変更可能を取るか、割引を取るか

運賃は直前に購入する場合は新幹線の方が安い。航空機の場合、事前購入の割引の場合キャンセル料が高い上に予定を早く確定させないといけない弱点がある。そのかわり、航空機の方が安くなることも。
最近は新幹線の事前購入型運賃も出てきたため、単純な価格としては新幹線の方が安い傾向。しかし航空機はマイルやキャンペーンといった手段でトータルの価格を下げることができるため、実質的には航空機の方が安いことも。

なので【時と場合による】という感じ。


【まとめ】予算や予定から一番の交通手段は変わる

これらを総合すると、
新幹線の方が便利なのは

  • ほとんどの人
  • 荷物が少なめな人
  • 予約が直前な人
  • 予定が変わりやすい

という具合になり、まさにビジネスマンにとっては新幹線は超便利!というありきたりな感じに。
あとは予算の縛りがなければ基本的には新幹線の方が利便性が高いので、普通の人は新幹線を選ぶんだろうなとは思う。


逆に飛行機が有利なのは

  • 空港近くの人、空港近くに用がある
  • 公共交通機関前後の移動が車な人
  • 荷物が多い人
  • 予定が確定しており、早い段階で予約ができる人
  • 航空会社の上級会員
  • 航空会社のマイルをたくさん持っているor貯めている
  • 上質な環境で移動したい人

という具合になり、浮かび上がる利用者像としては限られた用途のビジネスマンと、安くいきたい旅行者限られた富裕層という感じになるのかな?まあ旅客流動のシェア的にもこんなかんじなんじゃないでしょうか。

実際のところ、ぼくは予算やマイルの都合からほぼ100%飛行機を使うけど、まあ新幹線の方が予定的には便利なことは便利。JALとANAのエンドースもできなくなっちゃったしね。

なお、夜行で移動したい場合はこれに高速バスと寝台特急が入ってくるけど、旅客流動としては大きくないので考えないことにした。