ブエリングを使ってみようとしたのだがやってきたのは…?
誰だお前!
イベリアの子会社LCC、ブエリングに乗る
スペインと言えばイベリア航空。ところがイベリアはJALやANA以上に本拠地であるマドリードに引きこもっているタイプの航空会社。バルセロナについてはなんとイベリアはマドリード線のみ!本当はBAマイルを使いたかったのに、この区間はブエリングを使うことにした。というかこの区間これしかないんすよ。
ブエリングの料金体系は3段階
ブエリングはLCC。なので預け入れ手荷物の有無や予約変更の可否などで運賃がいろいろ分かれている。
Basic、Optima、Excellenceの3つ。もちろん高い方がいろいろと優遇されている。で、今回は優先搭乗、バルセロナではファストトラックとラウンジ利用ができる運賃Excellenceを選択した。まあ実質ビジネスみたいなもんっすね。それで2万円程度だったので、まあ欧州内ビジネスと考えれば悪くはないのかな、というかんじ。
で、ブエリングのいいところはイベリアの子会社なのでイベリアのマイルがたまる。イベリア一度も乗らないでBAへ移行ばっかりしていると問題視されそうなので、これは渡りに船だった。積算マイルは750Aviosでした。
バルセロナではラウンジが利用可能
ラウンジが利用可能な空港は限られているけど、バルセロナは利用可能。ラウンジの話は別記事で。↓
また、ファストトラックもあり。そして優先搭乗も可能。
座席は欧州内ビジネスと同様、真ん中を空けて座るタイプ。
優先チェックインカウンター。右の行列を避けられるのはいいね。
ファストトラックあり。
優先搭乗もあり。
ブエリングのExcellenceで受けられるサービス(バルセロナ)
バルセロナ発の場合に受けられるサービスをまとめるとこんな感じ。
・優先搭乗
・ファストトラック
・ラウンジ
・隣に人が来ない、前方座席
というわけで、大手のヨーロッパ内ビジネスと同じですね。ステータスとか一切考えないなら安めだしこれで十分な感じ。Excellenceは予約変更も可能なので、場合によっては大手の欧州内ビジネスより便利なこともあるかもしれない。難点はLCC同様のオペレーションであることに起因する遅延の多さかな。そう、遅延がひどかったんですよ…。
遅れまくる飛行機
で、どんどん遅れる遅れる。
遅れまくる飛行機。結局4時間遅延。
やってきたのはイタリアのLCC、neosの機材
イライラしながら待ってたらようやくやってきたひこうき。ところが…?
誰だお前は!?
イタリアのneosという会社の機材らしい。機内サービスは一切なく(有料の機内販売やドリンクもなし)、トイレのにおいがする機内でひたすら耐えるのみ。はっきり言ってクソ。
neosの就航地。南京、プーケットまで飛んでるのにバンコクがないとか色々変わっている。レジャー用のエアラインみたいですね。
この会社、なんと787も持っている。このサービスで長距離とかしんどすぎるのでは…
で、グラナダ空港到着。なんと後発のブエリング運航便の方が先に着くというオチまでついた。もううんちすぎて…。
なおグラナダ空港は構造的な問題で、到着便が2つ重なっただけで荷捌きが恐ろしく遅くなる。…手荷物返却テーブルの裏が1本道で一方通行なので、片方が作業中だともう片方に荷物を入れられないんですね。なんやねんこの構造。
ちなみに遅延の理由は「バルセロナの管制トラブル」ということ、らしい…(そんな説明なかったし、他の会社は飛んでたのに…)。
AirHelpで損害金払ってもらおうとしたけど「やむを得ない事情」にあたるそうな。EUはLCCだろうと遅延や欠航時には万全の対応が求められるので、向こうでなんかあったら調べてみるといいかなとおもいます。
EUにおけるキャンセル・遅延補償 – Tak Travel Consulting
フォロワーさんに教えられて参考にしたサイト。
また、前述のAirHelpは面倒な航空会社との交渉を代行してくれるサービス。費用は成功報酬のみなので、頭の片隅に置いておくといいかと。