エバーのビジネス。
BR198 TPE-NRT C
エバー航空はスターアライアンス加盟の、台湾の会社。バンコクからの乗り継ぎで利用しました。
台湾桃園国際機場は乗り継ぎでセキュリティチェックがいるタイプでした。適当だったけど。
この便は乗ったときは787-10でした。
プレミアムローレルクラスの座席。画面がめちゃくちゃデカくて見やすい。
ただ、BKK-TPEでもそうだったんだけど、地上にいるときはずっとCMが流れており操作不可。飛んでからも操作できる時間が短く、着陸態勢に入ると再度操作不可になる。
なので、TPE-NRTだと映画は1本しか見れないと思った方がよいですね。正直なんでこんな仕様なのか…。
前の席。窓側通路側両方乗れれば良かったんだけど、目測を誤りました。
サイドテーブル。スタッガード配列だとサイドボードが大きいのが良い(JALのSKYSUITEはこれが極端に小さいのが弱点)。
ウェルカムドリンクあり。スパークリングワイン(非シャンパン)。食事の時はシャンパンがある日系長距離と同じやりかた。
食事は時間がないからかトレーで持ってきた。前菜。
事前予約していたうどん。台湾の牛肉麺をそのままうどんにした感じでおいしかった。
デザート。食事はかなりよかったです。
まとめ:おおむねよかった、けど…
とまあこんなかんじでした。全体的に良かったけど、バンコクから成田の夜行でこれを使うのは結構しんどいものがありました。
座席自体はかなりよくて、近距離でフルフラットになれるのはありがたかった(そして微調整が効くのもgood)。
機内食もよかったし、細かいサービスも結構気が利いててよかったです。
難点はいくつかありまして…
一つ目はとにかくベルトサインを消さないこと。
ベルトサインってだいたい離陸してから10分もすれば消えると思うんですけど(JALだけでなくBAやAYも含む)、エバーは30分以上消えなかった。その間激しく揺れる箇所もなく、なんで付けてたのか不明。しかもこれBKK-TPEでもそうでした。このせいで、いつリクライニングを始めていいのかが全くわからず、周りの様子を見て適当にリクライニングしました。
また、トイレにも立てないし困ったなと思っていたら周りの台湾人はおかまいなしにトイレに行っててうーむ…(本当に不味いときは注意されてた)。
二つ目は上でも書いたけど、機内エンターテイメントを操作できる時間が短いこと。広告収入が結構大事なんでしょうかね。あと、エコノミーはイヤホンジャックが画面の下にあるため、保安上の理由から着陸前のベルトサイン点灯前の時点で外せと言われます(これ自体は良いことだけど)。暇つぶしのグッズはなんか用意した方がよいです。
一番困るのは、乗った後に飲食メニューをチェックできないこと。紙のメニューがないので機内エンターテイメントから見るしかないんだけど、それが地上では塞がれているという…。
三つ目はラウンジの混雑。
エバーの本拠地、桃園国際機場では座る場所を見つけるのが困難でした。さらにシャワーも満室で、結局搭乗の20分前に順番が来たものの断ることに。
ラウンジは利用基準が細かく別れており、初見ではわかんないです。
最上級会員専用ラウンジ、どれだけの対象者が居るんですかね…。
ラウンジは台湾のウイスキーであるカバランが置いてあるのがよかったです。食事もおいしかった。
とまあ文句をいくつか書いたけど、全体としてはとてもよかった。エバー航空への印象が大変良くなりました。次は(あるかわかんないけど)長距離線に乗ってみたいかな。