kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

【宿泊記】イタリア・ヴェネツィアにある ホテルダニエリ ラグジュアリーコレクションに泊まった(Hotel Danieli, a Luxury Collection Hotel, Venice)

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今回はダニエリ泊まりました。ここだけは絶対に泊まりたかった。

 

 

ホテルダニエリ・ラグジュアリーコレクションに泊まった

ホテルダニエリはイタリア・ヴェネツィア(Venezia。英語だとVenice)にある高級ホテル。ラグジュアリーコレクションは国際ホテルチェーン・マリオットのブランドで、名前の通り高級ラインですね。
で、今回なぜここに泊まったかというと、映画とかアニメの舞台にもなってまして…というか、ぼくがめちゃくちゃ好きなマンガ・アニメである「ARIA」の姫屋※のモデルになってる建物なのですね。ここだけはどうしても宿泊したくて、高い金払って泊まりに来た(ちなみに映画「ツーリスト」の聖地でもあるらしいっす)。

 

※:姫屋は主人公の友人が勤めるゴンドラ漕ぎの会社で、主人公の友人はここに住んでる設定。贅沢!!!!ちなみに「ARIA」ではゴンドラを漕ぐ職業は全て女性だけど、実際のヴェネツィアのゴンドリエーレは全て男性。

aria-navigation.world.coocan.jp

 聖地巡礼を考えている方はこのサイト見とくと、だいたいわかるんじゃないかな。


そういうの抜きにしても、ここはベニスの名家であるダンドロ家の宮殿だったというすごい建物。歴史を感じられること間違いなし。
ベニスはホテル相場がべらぼうに高く、この後泊まった安めのACホテルですら200ユーロもした。なおここは600ユーロ(!?)。
GWだから高いってわけでもなく、春から秋にかけてはいつでも高いというか、一年中高いみたいっすね。
なおホテルグレード的にはおなじくラグジュアリーコレクションのグリッティパレスの方が高いそうな(値段も高い)。


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 まあでもこの雰囲気はすごいよね。

ロビーラウンジ。なお、ダニエリにはクラブラウンジはありません。プラチナ以上の特典としては朝食かポイントのどちらか。

写真撮影している人が多かった。まあかっこいいもんね、内装。

ホテルダニエリ・ラグジュアリーコレクションの客室

 

マリオットチタンエリートとして宿泊したので、6段階アップグレードでエグゼクティブスイートにアップグレード。ただ、ほかの方の宿泊記を拝見する限りあまりスイートまで上がっている宿泊記は見ないので、多客期の特別対応な気がする。
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広い。

ただ景色はあんまり良くない部屋だったので、景色を優先したいならその旨伝えた方がいいかも。ぼくは散々ベニスで歩き回ってるから、あんまこだわりは無いけど…初のベニスならラグーンビューの方が感動できそう。

 

玄関開けたところ。落ち着いた印象。

リビング。

寝室。

リビングから寝室。

ホテルからのプレゼントらしいクッキーと赤ワイン。いまいちでした。

水回り。

 

ダニエリの朝食

ダニエリといえば格好良すぎる朝食。正直、マリオットのプラチナ以上(朝食無料を選択できる)であれば、これだけのために100ユーロ程度の差額を覚悟してでも泊まる価値があると思う。暖かい時期はテラスでも食べられるけど、テラス席を狙うなら朝食の開始時間である7時には会場に着いてないと窓際は確保できないかも。

 

朝食会場のテラスからの眺望。

この景色を眺めながら食べるのは最高の体験で、これは是非とも一度は来てほしい。

なお朝からプロセッコ(スパークリングワイン)飲めるよ。

食事としてはまあホテルの朝食ってかんじ。そこそこおいしいけど、エッグステーションとかオーダー式のメニューみたいなのはない(少なくともマリオットプラチナ以上の無料朝食ではこれらはなかった)。

 

なおこの朝食、なんと52ユーロだか53ユーロだか。しかし、それだけの価値はある。

個人的には20ユーロの朝食に32ユーロの景色代ってかんじ。え?景色代高すぎるって?夏場のテラス席で朝からスパークリングワイン飲んで食事すること考えたらむしろ…。

 

これだけでおなかいっぱい。

まとめ:お金があっても無くても一度は泊まろう


というわけで良いホテルだった。聖地巡礼的な感動だけじゃなくて、景色や内装がすばらしいホテルなのでぜひとも泊まって欲しい。

難点としては高すぎるのと、微妙に融通が利かないところ。アーリーチェックインはリクエストしてたけどできなかった(断られたのは初めて)。レイトアウトはできたけど必要ではなかったので断った。詳細は省くけども正直言って、応対は高級ホテルのそれと考えると落第点なスタッフがいる(特にレストラン)。ダニエリの接客がイマイチと言われることがある所以を垣間見た気がする、実際イマイチ。

まあ、細かいことは気にせず雰囲気を楽しむとかするといいかな?

朝食については暖かい時期に開店と同時に入場すれば、そんな細かいことはすべて吹き飛ぶレベルですばらしいので、ぼくはまた泊まろうと思っている。

お値段的な問題もあるので、基本的には1泊だけ楽しむのが正解な気がする(今回はぼくの中で決めてる予算を大幅にオーバーしてしまった)。


それにしてもマリオットの上級会員資格を持っていて本当に良かったなと感じられるのがベニスでの滞在。というのもこの後泊まったACホテルに、このダニエリ、さらに複数のラグジュアリーコレクションがあるため、ホテルは選びたい放題(泊まれる値段とは言ってない)。IHGは島内にひとつもないことを考えるととてもいいですね。今回は本当にマリオットに感謝。国内だとチタンエリートに感謝する機会は少ないけど、海外利用だととてもつよい。