8月20日から運行を開始したプレミアムカー。
プレミアムカーは京阪電車の特急の6号車で、京阪の車両としては初めての座席指定制で有料となる。早速乗ってきたよ。
京阪電気鉄道について
京阪電気鉄道は淀屋橋・中之島~出町柳や宇治線、また滋賀県内に路線を持つ大手私鉄。京都と大阪を結んでいるけど、線形の悪さから速達性ではJRや阪急に劣る。しかしその代わりに特急列車は無料でもとても豪華で、転換クロスシートや2階建て車両、テレビ装備(過去)といった個性的な車両が多い。
そんな京阪が乗車券以外に料金が必要な座席を売り出した。それが今回紹介するプレミアムカー。
プレミアムカーに乗ってみる
早速乗ってみる。…完全に思いつきで、ホームに下りて気付いた。
出町柳でホームに降りたらプレミアムカーの表示。あっ!と思い出し券売機を探すもホームにはないみたい(ホームにはありませんって書いてあった)。
仕方ないのでオンラインで登録して発券。京阪のカードだとポイントが付くみたい。このシステムはよく使う区間を登録できる仕様なので、通勤で使う人は便利だと思う。料金は400~500円と良心的。
でかでかとプレミアムカーの表示。誤乗防止?
シート配列は1-2。どっかの在来線特急グリーン車より幅が広くて良い。もちろん隣の人と触れ合う不安ゼロ。
座席はかなり高級感ある。シートの形状的に頭を預けて寝やすいので、寝過ごし注意。
シートピッチは…下がボックスになってるので足は伸ばしきれない程度。またフットレストはなく、ここは在来線特急普通車指定席って感じ。
最近のトレンドである電源ももちろん全席装備。
真新しくて高級感ある車内。床はカーペットでこれもいいすね。
液晶で停車駅表示。この辺はスカイライナーっぽい。
1AB,2ABはこの通り分かれて配置されてる。
荷物置き場もある。
アテンダントはいるけど、売るのはこんなグッズ。
ブランケットの貸し出しもあるみたい。ただ特に寒くはなくちょうどよかった。
というかんじ。
京阪のプレミアムカー、これはいいですよ
いいっすねこれ。
長所としては
- 高級感ある車内
- 幅広座席、シート電源でJR東日本の普通列車グリーン車どころかJR東日本の在来線特急をしのぐ快適性
- 特急車両に連結されているため、本数が多く使いやすい
といったところ。
短所としては
- 一車両あたりの席数が少ない
- 車内販売がない
- ホームでプレミアムカー券が購入できない
というかんじ。短所はオペレーション的な問題だし、そのうち解決できそうな気はする。券売機は置いて欲しいかな。
このくらいのサービスを関東の私鉄でもやって欲しいなぁ…と思わなくはない。難しいのはわかるけどね。