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kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行関連の話とモバイルの話が中心。

てるみくらぶ問題について考えてみた。旅行者はどうやって自衛するべきか


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出発日に倒産とかなったら本当につらそう。

 
てるみくらぶ、ツアー催行を当日に中止 事業停止へ - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」

 

 

 

てるみくらぶの倒産から、自衛法を考える

 

てるみくらぶは格安ツアー販売する旅行会社で、わりと昔からあった。ただ、以前から評判はあまりよろしくなく…

「到着したら速攻で土産物屋に連れて行かれ、買わないとツアーに参加できない」

「現地でのオプショナルツアーの押し売り」

なんてのは良く聞いていた(後者は某Hでもあったけど…)。ただ最近はこういった売り方はしていなかったようで、どちらかというと

「連絡が遅い」

「従業員の態度が悪い」

といった評判だった模様。…こういう感じ、正に経営不振の企業って感じで怪しい雰囲気満点。

 

ツアー自体は格安で、てるみくらぶ自体がそこそこの老舗なこともあり、陸マイラーブログでも結構取り上げられていた印象がある。

 

 

で、先日。

 
「てるみくらぶ」利用者、キャンセルや全額返金求める声多数 結婚式で約150万円を振り込んだ人も - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」

 とうとう逝ってしまったというかんじ。

行きの分しか支払われておらず、帰りの航空券がない!なんて悲惨な人もいるらしく…。旅行業では弁済制度があるけど、全員に満額回答かどうかは今の段階ではちょっとわからない…というか負債総額見る限りはかなり厳しそう。

 

格安ツアーの怖さ

この件とは直接関係ないけど、こんな事故もあった。

 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%BD%E4%BA%95%E6%B2%A2%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%B9%E8%BB%A2%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85
軽井沢スキーバス転落事故 - Wikipedia

 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E8%B6%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E9%81%93%E9%AB%98%E9%80%9F%E3%83%90%E3%82%B9%E5%B1%85%E7%9C%A0%E3%82%8A%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%BA%8B%E6%95%85
関越自動車道高速バス居眠り運転事故 - Wikipedia

 安すぎるツアーってのは何か裏があると考えないといけない、というのがわかるこの二件の事故。あまりに安すぎるのは疑ってかかった方がいいのは間違いない。どこかにしわ寄せが来てるはず。

 

 

航空会社も安心できない

では、格安ツアー会社を回避すれば問題ないのか?と言われるとこれも疑問符が付くのが難しいところ。

たとえば記憶に新しいのはトランスアジアの件。

 http://www.aviationwire.jp/archives/105357
台湾トランスアジア航空が解散へ 二度の墜落事故響く

この件ではその子会社であるVairが運行停止になった時点からすでに怪しい雰囲気はあったものの、トランスアジア航空は台湾国内線ではそこそこの便数を飛ばしていたこともあり、直ぐに潰れるとは思っていなかった。

ところが結果はご存じの通り。チケットを持っている人は払い戻しや振り替えられたのが救いだったか。

 

また、乗客には問題がなかったものの、JALも一度法的整理を経験しているし、スカイマークやエアドゥも同様の経験がある。古くは超メガキャリアであったパンナムという例も。

 

現在存続している米系のメガキャリアもそれぞれ法的整理を経験しているし、アリタリアやエアベルリン、マレーシア航空あたりも経営不振が囁かれている。大手だからと言って安心ではないのが実情だと思う。JALやANAだって何時潰れるかなんて誰にもわからない。数年以内に潰れることはないとは思うけど、航空業界の浮き沈みの激しさを見る限りはどこの会社も安心できない。

 

トラブルを避けるために 

ではどうすればいいか?という話になる。

 

前述したトランスアジアの件では旅行中であれば各社への振替、先の予定は払い戻しという対応が取られた。このことを考えれば、航空会社から直接予約をするのが一番確実なのでは?というところ。

もちろんその中でも財務状況がいい会社を選んだ方がトラブルに遭いにくいとは思う(ただ大手はストライキを食らう可能性がある)。日本国内の鉄道と違って、国際線は「沢山ある中から会社を選べる」という強みがある。

 

 

 
海外旅行保険、クレジットカード付帯の保険を良く確認しておく

突然の欠航でも欠航に対する保証があったり、ホテル代が補償されたりすることもある。ツアーの催行会社の倒産場合はどうしようもないだろうけど、無いよりはマシだと思う。

 

 

 ツアーや旅行会社を利用するには

しかし日本語の情報が全くないところではどうしてもツアーに頼らないといけないことも。あとはツアーの方が安いってことも多々ある。そういう場合はどうしたらいいか?を考えてみた。

 

正規の旅行業者であるかどうかを確認する

 

まずは正規の旅行業者であるかを確認するべき。旅行業の開業には営業保証金が必要で、万が一の際にはこちらの保証金から弁済されることになっているため、全額ではないにしても多少は取り返せる可能性がある。旅行業協会(ANTA,JATA)加盟だとさらに安心。

 

 

大手や母体が大きい会社を使う

 

JTBやHIS、近畿日本ツーリストといった大手旅行会社や、航空会社のツアー部門、母体が大企業な旅行会社(鉄道会社の子会社、新聞系、農協観光等)を選んでおけば、倒産のような大きいトラブルには遭いにくくなる。ゼロじゃないとは思うけど。

 

契約書や行程表はよく確認しよう

 

旅行が中止になるほどではないトラブルもある。ぼくが遭遇したトラブルとしては、

  • 航空券の手配代行を依頼しておいたら日程を間違えられて、正しい日程はビジネスクラスしか空いてなかった
  • 宿が依頼していたところと違っていた(沖縄でオーシャンビューのホテルと那覇市内のホテルを間違えられる大粗相)

といったものがある。どちらも旅行中止にはしなかったけど、こんなことなら自分で手配すればよかった…とはなるよね。

どちらもすぐに気がついたけどどうしようもなかった。とはいえ気が付かずに旅行してたら後者は特に大変なことになるので、行程表はよく確認しよう。旅行会社の社員も人間なのでまあこんなこともあるよね、うん。

 

 

 

 

 トラブルの種は極力少なく楽しい旅行を!

とまあこんなトラブルがあると、旅行への恐怖感が増幅されてますます旅行離れが進んでしまうのでは?と中の人的にはハラハラしてそう。ぼくも旅行を趣味とする身としては、旅行趣味の人が減りそうでちょっと残念。

 

対策できないこともあるけど、対策できることもあるので利用者側も色々考えないといけないなぁと思った。てるみくらぶが100%悪いんだけどな!!!!

 

 
当協会正会員の「株式会社てるみくらぶ」が営業を停止した旨の情報を受けました。|JATA

JATAの弁済制度はこちら。とりあえずやるだけやった方がいいとおもいます。