開封の話で全く書かなかったので、スペックやら特徴やらをまとめとく。
Gear S3の主なスペック
GearS3 frontier / classicのスペックは、
- OS:Tizen
- GPS
- 心拍数計
- 気圧計・高度計
- IP68防水・IP6X防塵
- MIL-STD-810Gの米国軍用規格準拠の堅牢性
- バンド交換可能(22㎜)
- スピーカー搭載
- 380mAh長時間バッテリー(通常モード最大96時間、省電力モード最大120時間)
- 1.3インチ円形Super AMOLED
- Corning Gorilla Glass SR+
- RAM 768MB ROM 4GB
まあスペックはスマートウォッチに関してはあてにならないけどね…。OSもAndroid Wearではないので、あくまで参考程度に。
スマートフォンと接続せずにスポーツやトレッキング等のアクティビティをサポート
GPS、気圧計・高度計はスマートフォンに依存せず使用可能だ。長時間バッテリーの効果もあり、旅行やトレッキングでも活躍できそう。
こんなかんじ。アクティビティは自動で検知されて、どれだけ活動したかは記録される。気圧や標高が自動なのかはいまいちよくわからないけど、まあ登山で使うなら都度確認した方がよさそう。
ちなみに購入直後は心拍数も自動計測になってる。設定がどこにあるのかわからなかったけど、S Healthの設定の中にあった。Gear S3側からじゃないと切り替えられないみたい。
最大待ち受け5日間!
スマートウォッチで一番の弱点がバッテリー持ちだと思うけど、Gear S3のバッテリーは通常モードで3~4日間、省電力モードでは4~5日の利用が可能だそうだ(公式いわく)。
ちょっと使ってみた感じでは、画面常時点灯+心拍数自動計測でも6時間で10%減る感じなので、丸2日はもつかな?(20%残す感じ)。あとは省電力設定にしてどの程度もつのかを確認していきたい。
画面の常時点灯offで心拍数自動計測offの状態で、12時間で10%減る感じ。これなら4日はいけそう。
この辺は合わせてまたまとめた記事を書くつもり。
高級感ある見た目
時計としては良くある感じのデザインではあるものの、そこそこの高級感がある感じがとても良い。ウォッチフェイスとバンド次第でフォーマルからカジュアルまで対応できるデザイン。Classicの方がちょっとフォーマルでFrontierの方がちょっとカジュアル?まあどちらもいい感じ。
標準だとこのバンド。
交換した後。
わかりやすいユーザーインターフェース
画面の操作はタッチ操作もあるものの、基本的にはダイヤル部をくるくると回して、ボタンを押しこんで操作する感じ。Android WearやApple Watchよりも自然な操作感で扱える。また動作は軽快。
Gear S3の操作方法一覧 - kinakoの便所の落書き
操作法に関してはこの記事で。
設定はスマホ側でもだいたい可能。
ウォッチフェイスの選択肢が豊富&バンド交換簡単
スマートウォッチの楽しみの一つがウォッチフェイスを変えられること。Gear S3も標準で多くのウォッチフェイスが入っているほか、ダウンロードも可能。
さらにそれに合わせるバンドについても交換しやすい仕様になっており、ファッションによってバンドやウォッチフェイスを変えたい!なんて人にもいい。
バンドの交換はこの方式だった。
Gear S3は特に文句が出ない仕上がり、あとはバッテリー持ち次第では今年のベストバイになる可能性もある強力なウェアラブルデバイス
操作感も軽快、機能的にもウェアラブルデバイスに求められるものはほぼ全部入りだと思う。個人的に求めているのは、
・最低限2泊の旅行ではバッテリーの不安を感じず、
・防水で
・十分な通知機能
・アクセサリとして安っぽくないこと
・可能なら登山とかに使えるくらいの機能
っていうのが欲しかった。Pebbleは上3つは満たしていたので、これよりいいのは出ないかなぁというあきらめの気持ちと、さらに会社が成長してほしいという思いがあって使っていた。その結果がFitbitへの買収という形なのが残念でならない。
最後の一つの面で個人的にはカシオのAndroid Wearがすごい気になっていたんだけど、バッテリーが持たない時点で選択肢から外れていた。その残念な感じを(別のOSなのがちょっとアレなんだけど)大体カバーして出してきたのがサムスンってのが何とも複雑な気持ちだ。僕はサムスン自体は割と好きなんだけど、やっぱり時計は日本メーカーに頑張ってほしい気持ちがあった(だからPebbleはCitizenに買収されてほしかった)。
あとはApple Watchも一時考えたことがあった。でも見た目が。
ちょっと使い込んでみないとバッテリー等に関しては分からないけど、かなりよさそう。これで4日は最低限不安なく過ごせるのであれば、現時点では最強のウェアラブルデバイスとなりそう。不安としてはOSがTizenなので、サムスンの行く末次第でこのスマートウォッチ自体が左右されてしまいそうなところ。サムスンがんばれ!!!!