パリに着いたらどうするか?って話。
パリまで 電車にするかバスにするか、それが問題だ。とりあえず鉄道は避けておこう
パリ、シャルルドゴール国際空港からは、一人で到着した場合はバスかRER B線(鉄道)の二択になるかと思う。とりあえず電車を優先して考えるけど、ここで注意。パリ訪問が初めての場合と、女性のみで渡航する場合については絶対にバスかタクシー、各社送迎サービスを利用してください!ということ。何故かというと…RER B線は日本の感覚では有り得ないレベルで治安が悪いのです(外務省、駐仏日本大使館から注意喚起が出ています)。スリや強盗が多発しているためおすすめしません。ただ僕は基本的に鉄道を優先したいのでそのまま話を進めます…。
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/higaisha/h_1.html#chap01
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/higaisha/h_1.html#chap01
こんなページがわざわざ作られている。
また、
(17)空港からパリ市内へは,RERのB線は利用せず,バスまたはタクシーを利用する。なお,タクシーを利用する場合でも,上記●犯罪発生状況,防犯対策【パリ】2.(2)に気を付ける。
と、名指しで避けるように言われている。まあここまで書いて使うような人はよっぽどの鉄道好きでしょう(予防線は張ったからね!)。
話を戻して。さて、RERの時刻表は…
だいたいこんなかんじ。赤丸で囲んだところはParis Nord駅(メトロのGare du Nord駅、乗り換え地点)。一番上がブリティッシュエアウェイズが到着するCDG2。
急行で30分ちょい、各停で40分ちょいってところかな?そこから目的地にもよるけどメトロを利用して+20~30分、駅まで向かうのと電車待ちに20分ってところかな。ただ、可能であれば各停は乗りたくない(途中の治安がさらに悪い…)。となるとバスが存在感を増す。
RER B線の車両は引くレベルで汚いのと、帰りの北駅では物乞いに絡まれたり演奏してかつあげしてくやつ(もちろん拒否可能)がいたりとなかなか飽きない。ちなみにこの物乞い、会計中に横から手を出しておつりをかすめ取ろうとしたり、金くれありがとうとか言い出すアラブ系ババアだった。何の対価もなくお金だけ得ようとするやつが嫌い&後続の日本人の為にならないので絶対に金は払わないよう。また、ぼくの知り合いでもメトロやRERでスリにあった話はよく聞く。ちょっと無責任に電車を勧めるわけにはいかないなと注意事項を色々書いてるけど、僕自身は今のところ無事。
ロワシーバスを考える
こちらはバス。バスはおよそ15~20分に一本出ているみたい。行き先は目的地近く(サンラザール駅がぼくの目的地)のオペラ座。60~75分程度かかるのが難点。こっちはどちらかと言えば空港行きに向いてる気がする。11.5ユーロ。
都合のいいことに、BAの到着ターミナルは2A、ロワシーバスは2Aの次はT1に止まり、その後市内へ向かう(実際は違ってて笑ったけど)。時間のロスとしては最小限であるため、こちらを選んだ(2Aから鉄道駅がなかなか遠いってのもある)。
これ以外のバス(エールフランスバス)もあるけど、まあ行き先次第で考えたらいいのかな。人数が多い場合はタクシーやUBER、送迎サービスを頼むといいかな。日本語対応してくれるところもあるとおもいます。
パリで鉄道を選ぶメリット
- 軌道系交通の安心感
- ホームに降りれば基本的に列車がいる
- 定時性はバスよりマシ
- 場所によってはバスより速い、TGV発着駅での乗り換えが可能
バスを選ぶメリット
- 歩く距離が短め
- 停留所が目的地近くであれば乗り換え不要
- 途中で怪しい客が乗ってこない、治安がいい
という感じかな?普段はRER使ってるけど、オペラ座行きであればバスの方が楽だなと思った。地下鉄やRERはスリがうようよいるので、バスの方が安心できると思う(どちらにしろ旅行中は荷物から目を離してはいけません)。
乗り場はわかりやすい。バスは低床型の連接バス(写真忘れた…)。市内で走ってるのを見たことある人も多いかな?
実際には50分でオペラ座に着いた。
CDGの中をぐるぐるするバス。路線図的には2AのあとはT1に止まるだけ…と思いきやめっちゃ停車する。なんでや!
ぐるぐる。
途中でコンコルドの模型が見えた。
パリ市内。近代的な街並みが見える。
で、オペラ座から歩いてサンラザール駅へ。そこから電車でルーアンへ。
ルーアンヘ移動
ルーアンはノルマンディー地方の街。パリのサンラザール駅からの電車が出ている。サンラザール駅とオペラ座は近いので歩けるけど、地図をみないといけないようであればタクシーを使う方が安全かな?(人が多いのでひったくりはないとは思うけどね)。
1等で移動。とは言っても自由席で、2等とは価格差はあまりなく、25ユーロか19ユーロかの違いでしかない。JRの普通列車グリーン車自由席感覚。座り心地は上々。
チケット。駅でのバリデーションはお忘れなく(黄色い機械にチケットを差し込むと改札の代わりになる)。チケットの購入は自販機で英語に切り替えての購入も可能。面倒だからフランス語のまま買ったけど。
お昼はサンドイッチ。駅で買ったやつ。フランスはパンがおいしいのがとてもいい。もちろん具の方もなかなか。
沿線を眺めながらのんびりとノルマンディーを目指します。途中セーヌ川が見えるのも旅情があって良し。
というわけでルーアン駅に到着。観光はあまりするつもりはなくて、酒を買いに来た感じ…だったのに…。