国際線の国内区間利用の場合、従来はマイル積算率は一律100%だった。
ところが、これが予約クラスごとに変動する形になる。
JAL 国際線国内区間のマイル積算率変更(2021/02/01搭乗分から)。低予約クラスでの積算率減
国際線の国内区間は、従来はエコノミークラスの場合は一律100%だった。これが、予約クラスごとに可変となる↓。
〔2021年1月31日までの搭乗〕フライトマイル対象運賃の国際線航空券に含まれる日本国内区間については、上記国際線マイル積算率にかかわらず、対象運賃すべて一律「ファーストクラス」は150%、クラス Jは110%、普通席は100%の積算率となります。
〔2021年2月1日以降の搭乗〕フライトマイル対象運賃の国際線航空券に含まれる日本国内区間の積算率は予約クラスに応じて下記の通りです。
予約クラス 積算率
- Y 100%
- H 75%
- M 75%
- E 75%
- O 50%
- G 30%
というわけで、予約クラスに連動したマイル積算率になる模様。ただ、ビジネス・ファーストはどうなるのか書いてない(おそらくは150%/110%固定なんだろうけど)。
エコノミーは100~30%までの可変。ただ、どの予約クラスがどの国内線予約クラスに当たるのかはまだ不明。
たとえば、キャンペーン運賃では国際線区間の予約クラスはQクラスを主に使っているけど、これに相当するのがどれになるかは不明(たぶんGだとは思う)。
E, O, Gに関してはFOPの+400ボーナスも適用されない。特にEクラスはアップグレードも不可になるためめちゃくちゃ損な気がしてくる…。
また、国際線の予約クラスだとH/K/Mクラスは70%積算なのに、国内線では75%。微妙に違うかんじで、どれがどれに対応するのかは予約開始してみないとわからなそう(まだ予約開始前なのでわからない)。
積算率予想
予想としては
- F, A→F(150%)
- J, C, D, X, I→J(110%)
- W, R, Y, B→Y(100%)
- H, K→H(75%)
- E→E(75%)*+400FOPボーナスなし
- M→M(75%)
- L, V, S, O→O(50%)*+400FOPボーナスなし
- G, Q, N→G(30%)*+400FOPボーナスなし
(太字orマーカーは国内線と国際線で積算率が異なると思われる予約クラス)
という感じになると予想。ビジネスクラス(JCDXは国際線125%国内線110%、Iは国際線70%国内線110%)に関しては従来通りと予想している(従来も110%)。
ANAは結構前に同様の変更を行っており、これに追随した形。まあ、なんというか世知辛いかんじになってきました。
全体的に、国内線の国内区間でお得を狙うのは厳しい情勢ですね。まあ仕方ないんだろうけど。
また、同時にEクラスはアップグレード不可運賃になった。まあ、Iクラス(ビジネスのキャンペーン運賃、海外発だと売ってる)も70%積算でアップグレード不可なんで、キャンペーンだとアップグレードさせないよ!という感じになっていくんでしょうか。