サンクトペテルブルク市内を観光したのでメモ。
サンクトペテルブルクの空港アクセス
空港から/空港へはバスアクセスしか無い。
バスは39番の連節バスか、K39番(マルシルートカ)のミニバスのどちらかを利用できる。どちらも40ルーブルで、現金かICカードで支払い可能、終着駅はモスコフスキー駅(メトロ駅)なので、乗り継ぎ必須なのがネックかな。
空港ではタクシーの客引きがすごいけど、バスは結構な頻度で運行されているのでバスの方が便利かなと(あまりに客引きがうっとおしく写真を撮れていない)。
荷物が多い場合は連接バス(39番)の方が安心。自分で荷物を持っていられる。また、お支払いは料金回収係のおばちゃんに渡せばOK(ICカードはリーダーへ、おばちゃんがチェックしてまわる)。
マルシルートカ(ミニバス)は運転手に支払う方式。スーツケースは奥の方に座る場合は目を離すことになってしまうのであんまおすすめはしません。ただこっちの方が速い。
なお街中はバス、トロリーバス(架線から集電して走る、バスとトラムのあいのこみたいなやつ)、トラム、メトロと移動手段がある。バスやトロリーバスは海外では使いにくいけど、Google mapでちゃんと案内をしてくれるのでそんなに難しいことはなかった。こちらも運賃支払いは車内のおばちゃんに渡すorICカード式。
ICカードは普及率が低いと地球の歩き方には書かれていたけど、実際は結構通用度が高かったのでメトロ駅で調達すると便利かなと思った。
聖イサアク大聖堂
聖イサアク大聖堂は雑に言えばピョートル大帝が建てろって言って建てたとか(今のはその当時のものではなく初代は別の場所、聖イサアクはピョートル大帝の守護聖人)。チケットは券売機でも買えてべんり。
なかなか豪華。
ここは一見の価値アリ。無理してきてよかった。
夏場は激混みらしいけど、11月のクソ寒い中であれば割と空いてるのでツアーじゃなくて個人で行っていいとおもいます。
ウォッカミュージアム
聖イサアク大聖堂から歩いて10分くらいのところにあるウォッカミュージアム。レストランがついでにやってるものみたい。
ウォッカミュージアムはまあ、その名前の通りウォッカの博物館。とはいっても情報としては大したものはなく、酒が好きな人なら普通に知っているような内容…だけど、ラベルとかまあ色々見て面白いものもある(内容としては大して多くないので、試飲だけでいいと思う)。で、何より外せないのが試飲コーナー。
ちなみに試飲付きの見学で出てくるつまみはおいしくなかった。入場だけで金払って試飲するなり、レストランで普通に飲むなりした方がいいかも。
こんなかんじ。試飲付き、オーディオガイド付きとか多彩なオプションがあるけど、入場だけでいいかな(試飲は有料試飲でやればいいし)。
中の展示はまあそれなりに面白いけど、酒に興味ゼロだとおもしろくないかな(そんな人はそもそも来ないとは思うけど)。
かわいらしい。
酒器。
試飲付きのものを頼んだので試飲。おつまみがつくけど、つまみがマジクッソまずい。ウォッカはふつう。
飲んだ3種。
iPhoneケースとかも売ってた。鎌と鎚のマーク(共産党のマークでソビエトと言えばこれ)のやつ欲しかったけどぼくiPhoneじゃないので…。
血の上の救世主教会
血の上の救世主教会は正式名称はハリストス復活大聖堂、だそうな。なんでこんな物騒な名前かといえば、アレクサンドル二世暗殺の地であることから、らしい。
この周辺は賑やか。運河もあって、夜散歩すると楽しい。スリには注意!
まあいい教会でした。
夜の散歩
サンクトペテルブルクは治安があまりよろしくない…そうだけど、人通りは多いのでそんなに身の危険は感じない。スリとかに気を付ければ大丈夫じゃなかろうか。街中をささっと移動して、インスタ映えする風景を撮ればいいかなとおもいます。
まあそれ抜きにしても、サンクトペテルブルクの町並みはかなり好みで歩いていてワクワクする町並み。バスやトロリーバスの本数が多いので疲れたら速攻バスに乗れるし(路線がわからなくてもGoogleマップで系統名まで指示してくれるので心配なし!)、最初は空港アクセスがいきなりバスな時点でめんどくさいなぁとか思っていたけど、なれたらかえって便利だった。
ちなみに季節的に朝は日の出が遅く、夜は日没が早いため、夜景を撮りたい人や朝焼けの風景が撮りたい人には11月のロシアはとてもいいシーズンだと思った。寒すぎないし。
年内になんとか一区切りつけたかったので、駆け足で書いてきたロシア記事も終了。皆様も良いお年を。