早速、USB-PD化してみた。
ThinkCentre M75q-1 TinyをUSB-PDで駆動する
ThinkCentre M75q-1 Tinyは小型モバイル(?)デスクトップPC。
安くて小型、パーツの入れ換えが容易なためオタクのおもちゃと化しているものですね。
新型コロナウイルスのせいで入手が遅れている人もいるかもしれないけど、ぼくも見事に新型コロナウイルスのせいでこの記事を書くのに必要なパーツ類が届くのが遅れました。はい。結局1.5か月遅れかな…。
ちなみにこの記事は↑の同人誌を参考にしています。
↑作者さんのサイト。
ThinkCentre M75q-1 TinyをUSB-C PD化するメリット
ThinkCentre M75q-1 Tinyの電源はThinkPadでよく利用されている角型タイプ(スリムチップ)。
これをUSB-PDで充電できればACアダプタを一つ減らすことができる。
PD化するメリットとしては…
- 汎用品で賄える(ケーブル・充電器を使いまわすことができる)
- 小型化できる
- ACアダプタや充電器を旅行セットに入れっぱなしにできる※
- ウォールマウントタイプを選べる
- 満足感
あたり。とはいえ、モバイルで使うなら「小型化できる」「汎用品を使い回せる」という点は大変重要。
ただそもそもディスプレイにPC本体、その他諸々を携帯するとそもそも小型化とは?という事態に陥るわけです。
なので、まあ自己満足の世界ではあるけど…(画面はあることが分かっているホテルや飛行機であれば省略できる)。
※:普段はUSB-C+USB-AのACアダプタを持ち歩いている。
65Wで給電できてかつ、USB-A端子があれば、PCを持ち運ばないときも同じ装備で旅行ができる=結果的に手間が減るということ。
ノートPCにおいてもPD化する際の意義はこれに尽きるのではないかと個人的には思っている。
ぼくはほぼ毎週旅行をしているため、荷物の入れ替えの手間が減るのはとても重要なこと。
USB-PD化に必要なもの
今回用意したものは
- Lenovo USB Type-C - スリムチップアダプター
- 65W USB-PD対応充電器
- 65Wの給電に対応できるUSBケーブル
この3つ。
Lenovo純正品はレノボのサイトで買える。
PD充電器は今回は↓。
USBケーブルは↓を利用した。
で、まああとは普通に接続。
なおLenovoの変換コネクタ、45Wになるって書いてあるけど何故かそれ以上出力できる。
とりあえず、モバイル環境についてはこれでいいかな、というかんじ。
あとは65W以上の出力ができるモバイルバッテリーがあれば、バッテリー駆動も可能になる。
実際、そういう製品も出ているので、後日試す予定。
65Wでの動作は場合によっては落ちる可能性があるみたい。
ただ、外出先でベンチマークを走らせることはないので問題なさそう(ゲームやるとちょっと危ないかも…)。
気になる人はさらに大容量のACアダプターを準備しましょう。
とりあえず、USB-C PD化できた。
さらに、2つ口の充電器になったためPCを使わない場合でも荷物の入れ替えが不要になったのはありがたいかな(PC使用時は2つ目の口は使用不可だけど)。
ACアダプタ分の荷物が減った+入れ替えの手間を省けた形なので満足している。
まとめ:自宅用と外出用の環境が整った
以前のこちらの記事↓と併せれば、外出と自宅でそれぞれ違う駆動方式を準備できた形。
自宅では性能重視の135W駆動、外出先では機動性重視のUSB-PD駆動が実現した。
あとはモバイルディスプレイがあれば、M75q-1 Tinyの持ち出し計画は完成するかんじ。
こういう変態的な使い方をしないならE495もあり。SSD128GB、メモリ4GBにすると37950円!メモリ8GBにしてもあまり高くはならないので、自分で色々いじりたいのでないならE495の方がいいかも。