あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、去年のネタがまだまだ残っております。小田急で小田原まで行ってきた。
まずはロマンスカーで小田原へ。乗ったのはMSE
小田急のロマンスカーといえば連接台車なんだけど、MSEは地下鉄線直通対応のため普通のボギー台車(EXEは地下鉄線直通非対応だけどボギー台車)。まあそれはともかく、この車両個人的にイマイチなんだよね…。
※連接台車:ふつうの鉄道車両は台車の上に一つの車両が乗っかっていて、車両同士は連結器でつながってるけど(ボギー台車)、連接台車は一つの台車に二つの車両が乗っていて、連結器を介さずに接続されている。編成を組み替えるのが難しい代わりに、方式的に前後方面の揺れを抑えられる…という利点があるそうな。
ただ、ホームドア対応の難しさから新型特急「GSE」からはすべてボギー台車に統一される模様。
ちなみにMSE, EXEには展望席がなく、VSE, LSEには展望席がある。
見た目はVSE準拠のきれいな見た目。小田急は東武とはだいぶ違い、新しい車両も古い車両も清掃が行き届いてるのが本当に素晴らしい(乗った中だと東武と名鉄がダントツで汚かった)。
座席。小田急のロマンスカーの多くは肘掛けがない(全部だったかどうかは自信がない)。座面はVSEよりはましだけどクッション性が低い。また左右の幅が狭い。国際線エコノミーよりずっと狭い。
すっきりとしたシートバック。壁やシートは木目調、床はじゅうたんで内装的にはJALのラウンジっぽい。個人的には好き。逆にスカイライナー(京成)はANAっぽくて落ち着かない。
窓はVSEほどではないけど大型。どの席でもよく景色が見える。展望席は設定されていないけど、わりとどの席でも満足すると思う。
テーブルは座席横から出てくるタイプ。ただサイズ的にはあまり大きくないので、PCを乗せるのは難しい。
車内販売もあるよ
小田急は車内販売もある。
シートポケットには車内販売とガイドブック。車内販売はある列車と無い列車があるので注意。ちなみに車内販売はVSEとそれ以外で微妙に異なり、VSE以外はワゴンでまわってくる普通の車内販売、VSEはアテンダントが注文を受けに回るタイプ。
車内販売はかなり気合いが入っている。品目的には間違いなくJRより多いし、何よりすごいのが↓。
事前予約式のお弁当まである。一度も頼んだことないけど、何人かで旅行するときなんかは頼んでみても楽しそう。ただ車内でのんびりするにはロマンスカーの乗車時間って案外短い。
出発
で、発車。新宿発車直後のカーブが車両の全景を見るチャンス。あとは遊園通過直後。
小田急自慢の複々線区間はほとんど揺れずにとても快適。それ以降もあまり揺れない。小田急は昔モニターやってたことあるけど、「乗り心地」に対してかなりこだわっている印象。普通列車の乗り心地も意見を出すときっちり調整してくれるので、とても印象がいい。まあ通勤で使う人たちからは結構ボロクソ言われてるけど…(どう考えても東○よりマシだと思う)。
丹沢の山々。丹沢はヒルが出るので夏場は近づかないことにしてる。
帰りはEXEで帰る
そして帰り。
EXE。EXEは大変評判が悪いようだけど、個人的には好き。
分割併合が可能だけど、地下鉄には直通できないという中途半端な特急。ぼくが毎日小田急使ってた頃は、相模大野で分割してさがみ/えのしまとして運用されるのが多く、よく使っていました。ちなみに分割併合の機能はMSEにも受け継がれている。
座席。内装の面ではVSEやMSEに劣るものの、座席の座りやすさでは小田急車としてはナンバーワンだと思います。床をMSE準拠のじゅうたんにするとかなり化けると思う。
テーブルはもちろん横から引っ張り出すやつ。EXEの方はPCも使えるかとおもいます(使ったことあるし)。
本当は小田原の話と絡めるつもりだったのに小田急の話だけになってしまった。次回は小田原の話。