GSE乗ったんすよ。
2018年3月17日デビューの新型ロマンスカー「GSE」。早速乗ってきた
GSEのGはGraceful、だそうな。車両型式は70000形。
特徴としては、従来のロマンスカー同様、外が見やすくなっている。VSEよりさらに大きい全面窓や側面窓で眺望がより広がった。また訪日客を想定して、荷物置き場の設置や座席下に国内線機内持ち込みサイズの荷物を収納できるようにしたほか、最近のトレンドである車内Wi-Fi、電源も装備。GSEでLSEを置き換えるようだけども、先行して投入されるのは1編成のみのため当分は共存することに。また、この車両からとうとう展望席付特急も「ボギー台車」となった。
まあこのへんは公式ページでも見ればわかるね。はい。
とか思ってたら特設ページ消えてた。まあググってください。
実際にGSEに乗車
色はロマンスカー伝統の赤。ただ…デザイン的にはなんだかな?というかんじ。
赤い車体。まあ色合い的にはオレンジと赤の中間くらいっす。
車内。VSEより天井が低い感じがする。
座席はVSE/MSEよりも座り心地がだいぶ改善した。形状も複雑に。
座席背面。傘立てはMSEもあったけど、ドリンクホルダーがついた。また、テーブルは肘掛け下に移動。
窓側には小物が置けるスペースあり。テーブルがVSEよりちょっと小さいので、それの対応かな?
荷物置きあり。
まあ、順当に使いやすくなってるかんじ。全体的に通勤時の利便性も考えられてるのかな。VSEほど観光に全振りというかんじではない。
で、帰りはVSE乗りました。
VSE
VSEは2代前(とはいっても展望席付き観光タイプとしては1代前)のロマンスカー。こちらもまだまだ新しい特急で、アンクルチルトリクライニング機構(鉄道車両としては初)、4mのロングガラス使用で窓枠が最小限に抑えられて外が見やすく、また座席は微妙に外側に傾けて設置されているといった「眺望」に全振りなかんじの列車。この車両は小田急ロマンスカー伝統の「連接台車」(台車が車両と車両の間にあって、揺れにくいが編成の組み換えがしにくい)。ただ、こちらは座席の出来がイマイチで…。
小田急は車両のメンテナンスがいいのか、車体がいつまでもピカピカなのがいいですね。東武は見習え!!!!!!
座席。机はシートバックから引き出す形式なので、サイズが大きく弁当も食べやすい造り。また、窓側には折りたたみ式の机もあり。ただ、座席回転すると弁当の置き場に困りそうではある。
まあ全体的に、VSEの方が内装や開放感、小田急らしさがあるけど、座席や細かい使い勝手に関してはGSEの方がいいかな?というかんじ。おそらくGSEは通勤需要を考えているんだろうな、という造りでまあいいんじゃないでしょうか。