JAL便で帰国したところ、スーツケースがへこんでいた。修理に出した(結果的に無料だったが)のでメモ。
受託手荷物として預けたらリモワのフレームがへこんでいた
ぼくが持っているのはアルミフレームの「クラシックフライト」。
これですね。
利用したのはマドリード-ヘルシンキ-成田。成田での荷物受け取り時にフレームのゆがみに気がついた。
こういう場合、まずは航空会社のカウンターに行く必要がある。税関検査の前にあるため、受託手荷物は受け取ったら外観、中身に異常がないかはすぐ確認が必要。
フレームのゆがみで、閉めても隙間が開いてしまっている(わかりにくいけど)。
しかし今回、JALのカウンターでは「補償対象外」。通常の取り扱いで起こる程度の軽微な損傷である、というのがその理由。まあ、実際使えなくはないわけで…(正直、面倒だからそのまま帰ろうかなとも考えたレベル)。
とはいえせっかくなので直してしまおうということで、保険を利用することにした。
そこでJALからは「破損証明書」が発行された。
で、次に保険会社に電話。ぼくはJALカード JGC CLUB-A ゴールド(VISA)を保有しているので、こちらの「海外旅行携行品損害保険」で賄うことができる(自己負担3000円、10万円まで)。
で、保険の手続きは書類が来てから…という段階で、銀座のリモワ店舗へ行ってきた。
銀座のリモワは即日修理可能
銀座には複数のリモワ店舗があるけど、今回行ったのは銀座七丁目にある店舗。ここと表参道店が修理サービスに対応している。
で、持っていったら…無償修理だった(このくらいだったらちょっと叩けばすぐ直るんで無料で良いです、と)。
…というわけで、保険請求する意味がなくなってしまった。
今回は特にお金もかからず直すことができた。成田着の場合、第二ターミナルにリモワの修理拠点があるので、さっさと持って行ってしまった方がよさそう(今回は、スカイライナー内で保険請求の電話をすることを前提に動いたためにこうなった)。
スーツケース破損時の一連の流れ
受託手荷物として預けたスーツケースを受け取った時には、まず制限エリアを出る前に荷姿と中身の破損等を十分確認することが必要。
制限エリアを出てしまうと、何もしてくれない可能性がある。
当然、今回の場合も受取直後にすべて確認して、そこでスーツケースが閉まりにくいこと、隙間が空いてしまうことに気が付いた。
つまり、
- 荷物受取
- すぐ荷物の破損確認
- 破損がある場合、バゲージクレーム内の航空会社カウンターもしくは航空会社係員へ申告する
以上が必要。
なお、今回の場合より激しい破損であれば当然JALに請求をすることになるけど、今回は対象外。なので自身の保険を使うことになる。
とりあえず保険請求の手順としては、
- 航空会社のカウンターで破損証明書をもらう
- 保険会社に電話して、保険利用の可否を確認して保険の請求書を送ってもらう(電話は20分程度かかったので、余裕があるときにやった方がよい)
- 実際に業者に依頼して、そのまま修理or見積もりをもらう
注意点としては、当然のことながら加入している保険によって補償内容が異なる。また、自己負担額の有無が異なる。
補償上限も会社によって異なる可能性があるため、この辺は保険請求時によく聞いた方がいいかな…。
そもそも修理額が大きくなりそうな激しい破損の場合は航空会社と交渉した方が良いかな、というところ。
さらに、購入時の価格がわからないといけないので、購入時のメールとかレシートあたりはバックアップを取っておいた方がよいかな(今回はWorldShopでの価格で良かった)。
リモワの対応に満足
今回思ったのは、リモワの対応の手厚さ。海外購入品でも即修理、しかも無償だった上にちょっと調子が悪いところはすべて調整してくれた。
購入金額としてはそこまで高いわけではないのに、ここまでしてくれるというのはお値段以上の価値があるなと思った(今の日本での販売価格考えればこの程度は当たり前と思うけど…)。
なんにせよ快調になって満足。保険会社には時間だけ取らせた感じでちょっと申し訳ない。