はい。フランク三浦からスマートウォッチが出た。
フランク三浦のスマートウォッチ、「フランク三浦 スマートウォッチ」
フランク三浦は日本の時計ブランド(大阪の企業のブランド)で、フランクミューラーと訴訟を繰り広げたことで有名。まあ、そういう経緯があるので嫌いな人は嫌いかもしれない。↓
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO26477710S8A200C1000000/
この辺の判断のされ方、実際に法律的にどうなのか、というのは本筋ではないのでググってください。未だにグレーゾーンな感じだと思っていただければ。
まあ、知財の話で必ず取り上げられる内容ではあるので、会社の教育訓練等で話を聞いたことがある人は多いかも?
フランク三浦はなんか細かい設定とか色々あるらしいんだけど、その辺もファンではないのでよくわかりません。はい。
とりあえずその辺はおいといて。
フランク三浦の時計は共通点として、「非防水」であるってのがあるらしいんだけど、今回のスマートウォッチはフランク三浦初の防水だそうな。
フランク三浦 スマートウォッチの機能
フランク三浦 スマートウォッチの機能的には公式の画像がよくまとまっているので、そちらを転載。まあ、なんというか「らしい」かんじ。
はい。スマートウォッチとして基本的な機能である
- 各種通知
- 睡眠計測
- 活動量計
- 心拍数計測
- そこそこのバッテリー持ち(3-5日!)
はちゃんとカバーしていて、これでいて価格が7000円台という激安価格。
正直使い捨てなんじゃないか?とか思ってました。
フランク三浦 スマートウォッチを開封
実際に来たので使ってみる。
パッケージはクソ安っぽい。
ベルトは2種類。まあ、仕事でも使えるかな…。
本体に「グリッ」と差し込む形式。
本体側。これをUSB端子に差すと充電できる。そう、USB充電方式なんですね。これが意外に便利。スマートウォッチとしては嬉しい機能。
接続は専用アプリから
スマートウォッチとの接続には専用アプリが必要。なお、スマホのBlueTooth接続機能ではうまく行かないそうなので、おとなしくインストールするしかない。
まあ、取説は読みましょう。
なお中華製っぽいめっちゃ胡散臭いアプリ。気になる人は通知機能は使わないほうがいいかも。
まあ、ソフトウェアも含めて適当な中華メーカーのものをローカライズしただけなんだとおもいます。
実際に使ってみる
とりあえず使ってみないとね。
実際に装着。付け心地は悪くないけど、安っぽさはどうしても隠しきれない。操作は画面下の○だけなので、基本スマホ側でやる感じ。
スマホ側からの操作で心拍数と血圧を測定してみた。
普通に健康診断で測ったときもたしかこんなもんだったはずなので、値的にはそんな外してなさそう。たぶん。
良いところ
- 軽い!
- 安い!
- 機能が案外充実している
- 防水
- アラーム機能
- 本体だけで充電可能
というかんじ。スマートウォッチに求められることは大抵カバーできてるかな。
また、めちゃくちゃに安いので会社のノベルティにするとか、お試しで使うなんてときにはいいと思う。
地味にいいのが専用ケーブルが不要で、汎用充電器やPCでそのまま充電できるところ。これは楽。
個人的にはスマートウォッチは目覚ましとしての機能が一番大事だと思っているので、その機能があるのは良いかな。
気になったところ
- 安っぽい
- 防指紋加工がなく、画面が汚くなりやすい
- アプリがちょっとうさんくさい
- 画面表示にワンアクション(タップ)必要
- バッテリー表示が雑(十分残っていると思っていたのに気がついたら落ちている)
- 夜遅くに通知があると大変うるさい
こんなところ。個人的に気になるのが、時刻表示はスマートウォッチ自体を触らないといけないところ。
ふつうスマートウォッチは手首を返すと画面が点灯するように作られているけど(もしくは常時点灯)、そういった機能は特にない。
なので、時計代わりに使おうと思うとそれなりに慣れが必要(時間を確認したいときは触るしかない)。
また、震動リマインダ機能をonにしていると、夜だろうが何だろうがおかまいなしに震動するので、この機能は震動を切っておくか設定する通知を絞り込んだ方がいい。
これ。こういう細かい使い勝手みたいなところはまだまだ。
アラームは別途設定できるので、通知は着信だけにするとかするしかないかな。旅行で使う場合はオフにした方がいい(時差がある場合、相手に悪気がなくても起こされてしまう)。
まとめ:安いし活動量計としてはアリかも?
というわけで、最低限の機能と激安価格で登場したスマートウォッチだけど…。
正直なところ、まともな(なんでもできる)スマートウォッチを買いたい場合はやめたほうがいいっす。
見た目もそうだけど、使い勝手の面で劣ってしまうのがちょっとつらい。
ただ、軽量で活動量の計測ができて、かつSNSの通知や心拍数測定といった機能を持っているので、安い活動量計として使うならアリかも。
ただ、活動量計としても倍も出せばもっと高級感があったり使いやすそうだったりする製品がFitbitあたりから出ている。なので、最初からそっちを買ったほうがいいのでは…?感はある。
バッテリー持ちは3日位。なので、この一点だけでApple Watchよりも優れているとは言える。
また、専用充電器が不要なので、長期の海外旅行の場合には便利かも(この場合、行き先によっては安っぽいのもプラスに働く)。ぼくは海外用にします。
まあ全体的になんかゆるい製品なので、適当に買って遊んで…くらいの気持ちで買えばいいんじゃないでしょうか。
というわけで、
海外渡航用にならアリ(目覚ましとしても使える)というかんじで。思ったより悪くない。
大人気らしい。まあ、安いもんね。