イベリア使ってみました。
イベリア航空の長距離エコノミークラス
イベリア航空はスペインの航空会社で、航空連合「ワンワールド」に所属している。親会社はIAGで、ブリティッシュエアウェイズ(ワンワールド)やエアリンガス(アライアンス非加盟)はグループ会社になる。日本線は東京成田行きが運航されており(2019/7時点で週5便)、共同事業パートナーであるJALとコードシェアをしている。今回はそんなイベリア航空の東京行きを利用してみた。…んだけど、乗る前から結構なつまづきが。
座席指定ができない…
イベリア航空は基本的に事前座席指定が有料。ワンワールドサファイア以上だと事前座席指定が可能なほか、いろいろと条件がある(予約クラスや特定路線等)。
良い席(非常口・バルクヘッド)は座席指定がさらに高いようだけど、JAL便名ではどうもこういった席の座席指定が入らなかった(入れられるんだけど、すぐ座席未指定にされてしまう)。じゃあ購入するか…と思ったらJAL便名だとどうしようもないんすね。
まあ、おとなしく後ろに座席がない通路側の席を指定。
Seat Guruに対応する機内座席配置がない
機内での座席指定の際に参考になるSeatGuruだけど、イベリアの成田直行便に関しては全くあてにならない。なので、シートのGood/Badはわかりません。はい。
というか、SeatGuru自体間違い結構多いので参考にしない方がいいっすね。
IB6801/JL7088に搭乗
とりあえず乗ります。
座席はご覧の通り、かなり狭い。足を組むことも困難。
画面はエアバス機でよくある、ぬるぬる動くタイプ。USB端子もあり。
A330の荷物入れ、高すぎて女性には厳しいかも。
座席はおそらく最新式。
IB6801の機内食
離陸後1.5時間で機内食が出る。大体パリを通り過ぎたあたり?
焼きうどんかハンバーグの選択で、ハンバーグ。メインは結構肉肉しくて美味しいけど、付け合せのポテトサラダがおいしくなかった。あと、米は米と思って食べるとかなりがっかりするので、クスクス的なものだと思って、パンと食べると案外美味しい。
到着直前のサンドイッチボックス。
中はあんまりおいしそうじゃないサンドイッチ、フルーツ、チョコレート、ヨーグルト。
まとめ:ちょっとしんどいっす。次回はバルクヘッドで利用したい
というわけで初めて長距離のイベリア航空エコノミーに乗ったけど…ちょっとしんどかった。機内は結構騒がしく耳栓必須。また、お手洗いがきたない。
座席はクソ狭いけど、座り心地は悪くなかった…というかわりとよかった。ただ、とにかく狭いのがきつい。とにかく狭い。横幅は標準的。
前の人がフルにリクライニングすると本当に何もできない状態に陥ると思うので、座席の選択が重要になってきそう。イベリアから直接購入する場合はお金払ってバルクヘッドを指定したほうがいいんじゃないかとおもいます。次回はこの作戦で行きたい。
あと、座席指定が有料なせいで「シート交換の依頼を頻繁にされる」ので、これ苦手な人は選ばないほうがいいですね。シート属性が悪化するお願いだったので断固拒否したけど、何度もお願いされて鬱陶しかった。おそらく、このへんは非常口やバルクヘッドであろうが交換依頼は来ると思われるので、気持ちは強く持ったほうがよさそう。
また、機内が寒いのと時間が長すぎる。その上スケジュール的に特に便利なわけでもなく…。
なお、ブログ等でサービス面の評価がいまいちみたいなことを見かけたりしたけど、CAの皆様はかなり丁寧。日本語話者は3人乗務していた上に日本語アナウンスもしっかりあり、日本人ツアー客にかなり配慮している印象。そのへん気になる人でも、座席にこだわりが無ければ十分選択肢に入れられると思う(ノンステータスなら快適な部類に入りそう)。
というか、ビジネスには乗ってみたいなと思った。また、エコノミーでも前方座席ならいろいろ快適だと思うので、ダイヤ的に日本に夕方に着くくらいの時間で運航してくれると使いやすいんだけどなぁ、とは思ったよ。