kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

インターコンチネンタルアンバサダーに入会した(IHGプラチナを金で買う)

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今回はインターコンチネンタルアンバサダーになってみた。

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

ゴールドだったけど、これでプラチナに。

 

 

インターコンチネンタルホテルとインターコンチネンタルアンバサダー

インターコンチネンタルホテルは国際ホテルチェーン・IHGのブランドで、わりと高級めなホテル。日本だと東京(東京・東京ベイ・ストリングス東京)、横浜、大阪、沖縄、石垣島にある。で、インターコンチネンタルアンバサダーはそんなインターコンチネンタルホテルの「お金で買える上級会員資格」ということになる。1年単位の資格で、入会には200USD(or40000p)、更新も同様。


アンバサダーになるといくつかの特典があり、大まかにふたつに分けられる。

金で買えるIHGプラチナとしての側面


2019年3月より、インターコンチネンタルアンバサダーの場合はIHGのステータスはゴールドではなくプラチナが付帯されることになった。
プラチナで得られるベネフィットとしてはポイント付与率の増加、客室アップグレード等があり、2万円程度で得られるステータスとしてはかなりのコストパフォーマンス。後述するアンバサダーのことを考えれば、完全にアコーゴールドの上級互換となっている(まあ国内だとIHGは宿泊費が高いから宿泊数次第では結局どっこいくらいになるけど)。

 

得られる利点としては

  • レイトチェックアウト(16:00)
  • プライオリティチェックイン
  • ボーナスポイント増量(ゴールド10%→プラチナ50%)
  • 客室アップグレード(プラチナ以上が対象)
  • ポイント有効期限廃止
  • ウェルカムアメニティ
  • エリート繰越宿泊(プラチナ以上が対象)

あたり。

ポイント増量は結構でかいと思う。なお、その他の特典はアコーゴールドでもほぼ似たような感じで、ここに関しては同じくらい(ポイントではIHG有利)。


インターコンチネンタルアンバサダーとしての優待


インターコンチネンタルホテルに宿泊する場合のみの特典がいくつかつく。

  • ウィークエンド無料宿泊
  • 客室アップグレード保証(必ず1ランクアップグレード、できない場合は別途補償あり※)
  • レイトチェックアウト保証(できない場合は別途補償あり※)
  • 20ドル分のクレジット(レストラン等で使える。ルームサービス不可)

※補償:50ドルのクレジットor10000ポイント

ウィークエンド無料宿泊は週末を含む連泊の際に、1泊が無料になる、というもの。ただし専用料金なので、それが最安とは限らないので使いどころが難しいかも。


アコーゴールドとの比較


アコーゴールドはイビスビジネスカード入会で90ユーロ/1年間。それに対してIHGは200USD/1年間。さて、どっちがいいかな?

ベネフィットでの比較


インターコンチネンタルホテルに泊まらない場合、得られる特典としては同等。年に1回でも上級グレードに泊まるのであれば多くの優待があるIHGの方が優れている。

以前書いた記事からテーブルを引っ張ってきた↓(ヒルトンダイヤがアホみたいに高いのは決済額基準を合わせているため)。

  IHGAMB アコーG ヒルトンS※ ヒルトンG ヒルトンDIA マリオットG
年間維持費  200USD 90EUR 1万円~ 1.395万円 126.65万円 3.348万円
実質泊数 30滞在 30泊 4滞在 20滞在 30滞在 25泊
レイトチェックアウト 16:00 ○※1 14:00
無料宿泊券 ○※2 - △※3 - - ○※4
客室アップグレード
朝食無料 - - - -
ラウンジ利用 - - - - -
優先チェックイン

※1:アーリーインとレイトアウトの選択制、実際にはどちらも使えることが多い

※2:ウィークエンド無料宿泊券、無料になるわけではない

※3:宿泊に使える割引券

※4:カード更新で特定のグレード以下のホテル1泊無料

こうしてみるとマリオットは見劣りする…というか飛び抜けて維持費が高いね、コストパフォーマンスとしてはマリオットは最悪なのでは感。ヒルトンダイヤも大概だけど、まあここまでお金使う人なら普通に宿泊で達成できると思う。

 

あと、おそらくはIHGにはプラチナを付帯するようになったことから客が殺到すると思われるため、アップグレードはより渋くなりそう。その辺考えた場合はアコーの方が落ち着いた宿泊ができるんじゃないかと予想している。


ポイントをメインに考えればIHG


IHGはポイントのキャンペーンがとにかく多いため、それをこなせるだけの宿泊数があるのであれば、インターコンチネンタルアンバサダーはかなり有効。IHGのポイントは宿泊やエアラインマイルに変換できる。

www.bousaid.com

こういうキャンペーンが多い。


アコーは逆にポイントの使い道としては結構ショボイし、微妙ですね。

 

というわけで、日本を拠点に生活する日本人にとってはインターコンチネンタルアンバサダーの方が使いやすいんじゃないでしょうか。
ぼくは欧州ばっかり行ってるので当面アコーゴールドを手放す気はないけど、国内だと使いにくいからね…。
あとは宿泊数との兼ね合いかな?1万円以上の差があるので、そこをどう考えるか…。

 

まとめ:IHG使うなら入会を検討してもいいかも

 

というわけで、20ドル分のクレジットとか、客室アップグレード保証、レイトチェックアウト保証あたりを考えると年間に2泊くらいインターコンチネンタルに泊まるorIHGのホテルに数泊する予定があるなら価値があるんじゃないかという気がする。
この辺の損益分岐点は自身のライフスタイルや考え方(アップグレードに魅力を感じるかどうか、レイトチェックアウトをするかどうか)あたりにも左右されるので、なかなか難しいっすね。
他のホテルチェーンと掛け持ちしている場合、最低でもプラチナが保証される…とは言っても、メインでないホテルプログラムに年間2万円ちょいも出せるかどうかとか、個々人の事情は色々なので、絶対あった方がいい!とまでは言いにくい感じ。逆にIHGをメインにするなら絶対入った方が良いんだけど、そういう人はもう入ってるよね。
保険としての何らかの上級会員資格が欲しいくらいのきもちだったら、海外渡航が多いのであればアコーでもいい気がする。国内メインならIHGだと思うけど。


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なお、プラチナステータスは即時反映された。