荷物を減らすぞ!減らすぞ!減らすぞ!
現地での時間節約のために荷物を減らす
今回は荷物を極限まで絞ることに挑戦した。というのも、オクトーバーフェスト会場から空港へ直行しなければならないのに、オクトーバーフェスト会場は荷物が持ち込めないため。荷物をミュンヘン駅やホテルに置いていくことも考えたものの、限界までオクトーバーフェストを楽しみたかったので荷物自体を減らしていくことに。
持っていった荷物
今回持っていった荷物は
・スマートフォン充電器一式
・出入国書類一式
・戸籍抄本、顔写真一式(パスポート申請用)
・下着1日分
・着替えのシャツ
・カメラ
・薄手のトートバッグ
・傘
・睡眠薬
とまあ旅行に持っていく荷物としては普通のラインナップ。これをメッセンジャーバッグに入れていった。ではどうしたか?というと…
下着、シャツはすべて洗って着回す
面倒だけど、下着やシャツは洗って着ればOK。洗う時間がかかるものの、荷物を預けて会場→ホテル→空港と移動するよりは早い。洗い方間違えると臭くなりがちだけど、速乾性の下着なら大丈夫。
また、下着に関してはすべてユニクロの「シルキードライ」素材のものを利用した。仕舞い込み寸法が小さいのと、乾きやすいので旅行では最適なチョイス。お金がある人は登山用の下着がいいです、もっと乾きやすくて快適。
女性は…ちょっとむずかしいかもしれない。ブラがすでにかさばるし。
洗い方が気になる人は超音波式の汚れ落としでも持っていくといいんじゃないでしょうか。
充電器は小型軽量なものを
今回は普段利用しているAnkerのPowerPort PD45Wではなく、一つ口のPD30を利用し、モバイルバッテリーはPowerCore 20000 PDを持っていった。この組み合わせだとスマートフォンとバッテリーを同時充電ができないので、睡眠中はモバイルバッテリーへ充電し、それ以外の夜と朝の身支度中はスマートフォンへの充電をするという運用上の工夫でなんとかなった。高速で充電されるので、身支度する程度の短時間でも使えるくらいまで回復する(ただしこの場合、スマホ側もUSB-Cであることが必要)。荷物を減らしたい場合、iPhoneはやめた方がいいね(ケーブルが一本増えることになるため)。
これならかさばらない。

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高速充電が不要であればこういう変換コネクタ内蔵タイプもアリだろうけど、USB-PD対応の方が楽なのでぼくは使わない。
お土産も買って帰りたい?ならば薄手のトートバッグだ
あとの荷物はとにかく小さく収納できるようにするくらいしかないんだけど、どうしても小型化できないのがお土産。今回は帰りの空港で酒を買って帰るつもりだったので最後まで悩んだが、薄手のトートバッグを詰めていくことで解決した。なおヤマト運輸にもらったやつ(普通は東急ハンズとかで調達すればいいかな)。
書類はセキュリティーベルトへ
パスポートやeチケットはすべてセキュリティーベルトへ収納した。ペンも小型のものにした。
こういうの。
雨具は腰につけるor上着を雨対応にする
雨具は今回は折りたたみ傘かレインウェアにするかでとても迷った。それぞれ一長一短で、
傘:工夫次第で腰に装着可能
レインウェア:寒いとき上着になる
ということがあるので迷った…けど、結局仕舞込寸法の小ささから傘を選んだ。傘袋はたいていジッパーか絞るためのひもがあると思うけど、そこに丸カンをつけてカラビナで腰につける…という手をとることに(会場以外ではカバンにマウントする)。
飲み物も腰へ
腰につけられるタイプのペットボトルホルダーを利用して、街歩き中の水分補給も鞄の外に。
ホテルや飛行機は少しグレードを上げたほうが荷物を減らせる
さて、こういったことをするためには歯ブラシや耳栓、アイマスクといったこまごまとしたものは自宅に置いてくるしかない(歯ブラシだけは持って行ったけど)。ではぼくはどうしたか?というと、全て現地調達…というか空港でなんとかなった。ビジネスクラスなら心配する必要はない。充電器もコネクタは何があるかがわかっていれば小型化できる(2つの連結タイプなら片方しか持っていかない、とか)。旅行中に必要な多くの機能はスマートフォンに肩代わりしてもらえるのでそれに頼るのも手で、こちらは2つ用意しておけばまず問題ない。
とまあこんな工夫で乗り切ったけど、これらから考えるに、必要最小限の荷物は以下のような感じかな?と思う。
絶対に必要な装備
- パスポート、ビザ
- 現金、クレジットカード
- 持病の薬等
これらは無いとそもそも旅行自体ができない。
無くてはならない装備
- スマートフォン、充電器
- 海外旅行保険
- eチケット控え
- パスポート申請関連(戸籍抄本、写真)
- 雨具
- 着替え
これらは無くても「トラブルが無ければ」なんとかなる装備。ただ、スマートフォン、充電器はトラブル時の調べ物に翻訳、ボイスレコーダーや日本の家族との連絡、灯りととにかく多彩な機能を肩代わりしてくれるので必須(忘れる人も居ないだろうけど)。
海外旅行保険はほぼ必須。クレカ付帯の保険の条件はよく考えておき、渡航先によっては新たに入ることも検討するべき。幸い、空港には自動で契約可能な機械がある。
eチケット控えは出入国時に求められることがあるため、こちらは紙で準備しておくべき(できればホテルも)。
パスポート申請関連は…まあ最悪日本から送ってもらえばいいんだけど、どうしてもタイムラグがあるので手元にあったほうが再発行はスムーズ。
雨具と着替えは…まあ無いと困るよね。
あった方が便利な装備
- アイマスク、耳栓等
- 歯ブラシ等身だしなみ用品
- ウェットティッシュ等衛生用品
- スリッパ
- 筆記具
- 着替え(ジャケット、革靴等)
- 水着
- タオル
- 暇つぶし道具
- マイグラス
この辺は最悪空港や現地でも手配できる、もしくはホテル等で貸してくれるもの。ちなみにぼくはスリッパは不要なんだけど、人によっては不可欠らしい。
アイマスクと耳栓は機内がうるさい場合にはとても役に立つのでぜひ持っていくといいかなと。
やっぱり荷物は減らせるなら減らした方がいいね
というわけで今回はかなり極端なことをしたけど、荷物を減らすと移動がだいぶ楽になる。すべての荷物を抱えたまま市内を観光できるというのはすごく楽。
なんか旅慣れると荷物が増えるのは当たり前!みたいなことを言う人もいるけど、旅行の目的が違う人の意見はあんまり参考にならないね(参考になるところもある)。
自身と同じようなライフスタイル、旅行スタイルの人を探してエッセンスを取り入れるような感じにするのが一番いいと思います(どんな意見もあくまでも個人の感想でしかないので、たくさんの情報の中から自分にとって正解に近いものを選んでいくべき)。
街歩きとか普通に旅行するのが好きで、宿泊も飛行機もそこまでこだわらないような(大多数の旅行者がここに当てはまる)タイプの場合、荷物の取り回しとか考えるとやはり必要なものを厳選して、それ以外は減らすのが良いのではとぼくは思うよ。
2泊5日でここまで減らすことができた。まあやりすぎだけど。