kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

どこかにマイル 南の島が登場。離島路線をお得に利用しよう

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以前から記事にしているどこかにマイル。これの鹿児島、那覇発着版が出てきた。「どこかにマイル南の島」だそうで(ネーミングセンスは相変わらずの…)。

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

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 いままでのやつ。

 

 


どこかにマイル南の島は那覇、鹿児島発着の離島路線限定のマイルガチャ


通常の特典航空券(12000マイル~)とはちがい、6000マイルで「どこかに」往復ができるのがどこかにマイル。ただ、この南の島版はちょっと性格が異なり、「対象路線限定※1」、3択(東京、大阪発着版は4択)。出発地が那覇か鹿児島である代わりに離島便しか出てこないようになっていて、「これだけで旅行する」というよりも、「もともと予定していた旅行にプラスして楽しむ」性格が強いかな?と思われる。

基本的な利用法は今までのどこかにマイルと同様、申し込み画面で納得がいく選択肢が出たら申し込む…んだけど、南の島版は「3択」。で、申し込みから3日以内に行先が確定するしくみ。


対象路線


対象路線は
那覇発では奄美大島・沖永良部※2・与論・南大東・北大東・久米島・宮古・石垣・与那国
鹿児島発では種子島・屋久島・喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部・与論

というかんじ。なので日本各地から発着地までは自力で行くことが必要になる。


必要マイル

 

6000マイル(往復)


申し込み開始日


2018年5月24日11:00~
従来のどこかにマイルは1か月前から7日前までの予約だったけど、これも同様かどうかはちょっと不明。
また、利用制限期間の記載があるものの現状では未定の模様。受験や島のイベント等がある場合は制限されるかもしれない(生活路線の合間に乗せてもらう感じになると思われるので)。


普段ANA利用でもJALマイルを使える良い機会かもしれない

普段はANAでマイルを積算していて、諸々の理由からJALはほとんど使わない…なんて場合にも、沖縄からの離島路線はJALじゃないと利用しにくかった。そういう場合に特典航空券という方法でマイルを放出できるようになったので、ANA派にとっても朗報なのかな?と思う(マイル貯めないといけないけど、JALマイルはポイント移行等で確保する手段は色々あるとおもいます)。

個人的な印象としては、那覇発着にすると便数が多い「宮古」「石垣」が頻発すると思われるので、鹿児島発着の方が面白いかな?という気がしている(まあこちらも奄美が確実に選択肢には現れると思うけど)。
宮古と石垣、奄美以外はそもそも割引運賃が高かったり、設定自体がなかったりもするためこういった方法で乗れるのはうれしい限り。
ただし、従来通り1か月前からの場合、夏の沖縄・鹿児島の離島では「宿自体がない」ことも考えられるので、宿の目星は先につけておくか日帰りでの訪問を検討する必要があるかもしれない。

 

どこかにマイルで離島を観光しよう

 

どこかにマイルの意義は
航空会社的には「空席が多い路線を効率的にさばける」「企画自体の魅力で客を取れる」
客は「安く乗れる」「(マイルの使い道、単価の面で)満足度が上がる」
地元自治体は「搭乗率が上がる(路線維持が容易になる※3)」「観光客が増える」
と三者三様にいいことずくめ。安売りするとは言っても「航空会社の裁量で」残席管理が出来るため地元の迷惑にもならない(そもそも特典なのでマイルもたまらないため「金にならないとんぼ返りするやつ」も少ないと思われる)。地域の活性化にとてもいい仕組みですね。まあそんなことは観光客にはどうでもいいので、とりあえず行きたいところに行くための手段が増えたのはいいこと。ぼくもシーズンになったら使おうかな。

 

 

 

※1:本土行きは対象外
※2:7月1日搭乗分から対象
※3:自治体的には収支よりも搭乗率が最重要