kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

備えあれば憂いなし?パスポート紛失に備えて準備をすることは意味があるかを考える

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パスポート紛失すると帰れなくなるのは当たり前だけど、スムーズな帰国に備えておきたいところ。

 

 

 

 パスポートを紛失したら面倒なことになる

パスポートの紛失、盗難の場合はパスポートもしくは渡航書(帰国のためだけに使える旅券)の発行が必要になる。そもそもパスポートがないと(未チェックインの場合)宿も泊まれなくなるので、このロスは最低限にしたいところ。パスポート/渡航書の発行には紛失届に加えて、写真、警察の証明書が必要になり、それに加えて以下のものが必要。

 

(新規旅券を申請する場合)

一般旅券発給申請書(10年用又は5年用) 1通
戸籍謄本又は抄本 1通
写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル) 1葉


(渡航書を申請する場合)

渡航書発給申請書 1通
戸籍謄本又は抄本(原本を必要とします) 1通 又は日本国籍があることを確認できる書類
写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル) 1葉
その他日程等が確認できる書類

 

 

国内及び国外でパスポートに関する申請手続きに通常必要な書類 | 外務省

つまり、どちらにせよ戸籍抄本/戸籍謄本、写真が必要になる。ならば、これ最初から準備しとけば苦労せず発給できるんじゃね????

 

というわけでランニングコストを考えてみた。

 ちなみに戸籍謄本と抄本の違いは、世帯か個人かの違い。なので万が一の盗難のことを考えた場合、抄本の方が迷惑がかかる割合としては低いかと思う。

 

年間2000円以内で安心を買えるなら…

多くの自治体で戸籍抄本/謄本どちらも450円で発行可能。半年有効なので年間で900円。

 

戸籍謄・抄本/戸籍全部・個人事項証明書交付請求 中央区ホームページ

写真は多くの場合、一回の撮影で700~800円。というわけで年間で1700円程度あればいいことに(写真も本来撮影からXヶ月…って言われるけど、劇的に風貌が変わってなけrゲフンゲフン)。

 

現地での戸籍抄本の発行は、日本にいる家族や友人に依頼することになる。時差があれば1日(日本時間で役所が開いてなければどうしようもない)、時差がなくてもすぐ出るにしてもどうしてもタイムラグが発生する。…0.5日帰国が遅れれば自身の給料を勘案すれば1万円以上の損失となる可能性もある(帰国直前に無くせばさらにめんどくさいことに)。それを考えれば、戸籍抄本と写真を用意しておけばこの損失は最小限にできる。10年間一度もなくさないこともあるけど(というかそれが普通)、まあ準備しとくのも悪くないかな、と思った。

 

 どちらにしてもめんどくさいので、万全の準備をした方がよさそう

さて、帰国のための渡航書発行には「日程がわかる書類」が必要。というわけで、リスクを減らすにはeチケット控えや宿のバウチャーなんかは印刷しておいた方が良さそう(最近めんどくさくてスマホでやっちゃってるから反省します…)。

 

これらをまとめると、海外渡航時は(一般的な注意と合わせると)

  • eチケット控えや宿の控えはちゃんとプリントしておく
  • 写真、戸籍抄本の用意
  • Dropbox等のクラウドサービスに必要書類をまとめておき、書面をいつでも印刷できるようにしておく
  • 予備の通信手段、電話
  • 周遊は避ける(パスポートが無いと宿にも泊まれなくなる)
  • 財布盗まれたとき用に、別の場所にクレジットカードを分散して持っておく(手続きにはお金が必要)
  • パスポートは肌身はなさず持ち歩く

という感じになるのかな。ただ現実には周遊を避けるのは無理だと思う。

また、書面の用意とそれらをクラウドでバックアップ、海外用と国内用で別のスマホを用意する(海外用が盗難にあっても国内用が緊急用として残る)くらいはしてもいいのかもしれない。

あと写真は悪用の危険もあるので…って言ってもそれは戸籍謄本も同じか。取り扱いには気をつけないといけなくなるので、急いで帰らなくてはならない事情がないならノーガード戦法もアリかもしれない(6ヶ月以上旅行するなら無駄だし)。

また、パスポートはセキュリティーボックス入れたり、他人に預けるのは止めましょう。無くなったら死ぬ!くらいの気持ちでもいいかもしれない(実際社会的に死にかねないし)。海に入るならまあ仕方ないけど、細心の注意を払おう。

 

 

というわけで普通のサラリーマンなら準備しておく価値はあるかな?僕は持っておこうかなと思った。

 

 米国を通過する旅程の場合さらに注意が必要。ビザ必須!

外務省: 2009年7月1日以降、「帰国のための渡航書」で米国を通過して帰国する場合には、米国入国査証の取得が必要です

 

さて、世界一周航空券利用や中南米に行く場合には多くの場合米国を通過する。その途中で渡航書の発行を受けた場合どうなるのか?というと…。

帰国のための渡航書ではビザが必要(というかIC旅券でないとビザが必要)ということになってるみたい。この場合は一応ビザの発給は通常よりも早いみたいだけど、それでも面倒には変わりない。そうは言ってもどうしようもないけど。アメリカを経由しないって手もあるけど、そんなこと言ってたら旅行なんてできないしね。