なんか出てましたね。
ANA Smart TravelでSkipサービスと自動チェックイン機廃止!?
詳細は記事見ていただくとして、
ホームページからの引用。チェックインカウンターに寄らずにすべて完結できるよ、という感じになるそうです。
まあ、これだけならいいんですけど…
ANAでは空港での混雑を避け、非対面・非接触で搭乗手続きができる環境を構築してまいります。そのため、より多くのお客様にご利用いただけるオンラインチェックインをさらに便利で使いやすくしてまいります。これに伴い、現在国内線でご提供しているSKiPサービスは2023年3月31日をもって終了します。
また、2023年4月以降順次、国内線自動チェックイン機のお取り扱いも終了します。
オンラインチェックインをご利用頂けないお客様やお手伝いが必要なお客様は、これまで通りカウンターやSPECIAL ASSISTANCEでのお手続きも承ります。
ということで、なんとSKiPサービスが廃止になる模様。SKiPサービスは荷物預け不要の場合、対象会員(ANAカード等のICカード保有者やQRコード等)はそのまま保安検査場へ直行できるしくみ。
これ、どういうことかというと…
従来はANAカード、ANAマイレージカード保有者で荷物預け不要の場合は保安検査場へ直行でき、手続きなしに座席の確認まで可能だった
のが、クソ使いづらいアプリでチェックインが必要という退化。
ANA 国内線オンラインチェックインは不便だわ - 弾丸トラベルは怖くない!
めっちゃ使いづらそう。
まあ、流石に改善すると思いますけど。
さらにチェックイン機が撤去されるようで、全員がスマホを持っているわけではない(特に幼児連れの)家族連れなんかはカウンターに寄らないといけないという仕様。これちょっとどうなんですかね…。
そもそも、ANAのチェックイン機ってJALと比べて機能が少ない上にわかりにくいんですよね。まずチェックイン機の改良と、JALと比べて明らかに劣っているGHのスキル習熟が先なのでは?と思ってしまう…。
なにがしたいのか?JALへの影響は?
で、何を狙っているのか?といえば…
オンラインチェックイン自体はすでに提供されているサービスだが、使い勝手や案内不足などもあり、利用は全体の5割にとどまっているという。今後はこれを、来年度に8割に、2026年度には9割にまで引き上げるのが目標。
ということで、この裏には紙を減らすとかカウンターの人員を減らすといったコスト削減の狙いがあるんじゃないかなと思います。
さらにいえばFelica対応のコストも下げたい、等もあるのかも。
使い勝手がうんちなのは把握しているようなので、このへんは解決しそう。ただ、全員がスマホ持っている前提で話をしているっぽいので(対応コストが高い老人を切り捨てたいのかもしれない)、導入から1年ぐらいはものすごく混乱すると思われます。
で、きになるのが…
これです。
JALとANAはチェックイン機を共同利用する方向になっている。
JALのためにFelicaリーダーを付けることを、ANAが容認するとは思えないんですよね。ということは、JALもQuiCサービスを終了するおそれがあるんじゃないかなと思います。まあ、ANAと違ってチェックイン機廃止まではしないとは思うけど…。