CDG-NRTの帰りはPY利用。満席だったからまあアリかな。
チェックイン&CDGのエールフランスラウンジ
パリ・シャルルドゴール発の成田行きと羽田行きでは使用ゲートとラウンジが異なる(チェックインカウンターは一緒)。JALのページだとチェックインは搭乗の3時間前からになってるけど、実際にはその前の羽田行きの時間に成田行きのチェックインもできる。
成田行きはシャトルに乗って移動することになるんだけど、出国審査までは同じルート。そこからシャトルに乗るか乗らないかが分かれるようになってて、係りの人は日本語しゃべれたりするのでとりあえず聞いてみるといいかな(英語で聞いたけど、去り際に行ってらっしゃい!って言われたし、免税店のおばちゃんにはものすごく流暢に搭乗券とパスポートをお願いします。と言われたり)。
ちなみに2年前にフランスで出国した際は使えたエールフランスのスカイプライオリティレーン、今年は使えなくなっていたので注意。属人的な問題なのか、オペレーションが変わったのかは不明(もともと使えないはずなんだけどね)。
こちらがエールフランスのラウンジ。酒に全力なかんじ。シャワーはなし。
対象エアライン。JALの場合はビジネスクラス、ファーストクラス搭乗者本人、ワンワールドサファイア以上とその同伴者が入場可能。ラウンジクーポンやマイル払いによる同行者の追加は不可。
入り口のエールフランスの係員はとても感じがよい。ようこそビジネスクラスへ!って言われたけどぼくビジネスじゃないです。
お食事は大したものがない。野菜パサパサ。真ん中のサンドはめちゃくちゃおいしかった。これだけでワインめっちゃ飲める。
あとはカップヌードルがあって、こちらは日本人だけでなく中韓の人もめっちゃ食べてた。
このあと時間帯が変わったからか、冷製のサーモンやチーズに。まあ全般的にがっつり食べる感じではない。かといって空港の中には食べるものがそんなあるわけでも…。
赤は3種。
泡はシャンパン。スパークリングではなくシャンパンなところにフランスを感じる。
白は一種(シャブリ)。透明なのはウオッカ(冷えてる)。
そのほかは、ジン、ジャックダニエル(よくバーボン扱いされるけど、厳密にはバーボンではありません)、スコッチウイスキーのグレンリベット、ポートワイン(!)。
カンパリ、アルマニャック(ブランデー)、粕とりブランデー(たぶん)、ベルモット。ブドウの酒がとにかく多くて、こだわりを感じる。
JALのプレミアムエコノミーを利用
土産物を買って早速乗る。母はビジネスなので、CAさんに挨拶だけして自分は後方へ。ちなみに帰りのアメニティケースはセミハードタイプでした。
座席はSKYPREMIUM。最前列なのでフットレストはあるけど前方の足置がないのがイマイチ。欲を言えばここにもつけてほしい。
ただその代わりに隣の人を起こさなくてもトイレに行けるという安心感はある。僕はとにかく頻尿なので、出やすい席か通路側しか乗れないのだ。自由に指定できるなら最前列ではない通路側が一番いいと思う。座席幅が広くなったおかげで、エコノミーでも隣さえいなければ非常口より普通の席の方が使いやすくなったのも、SKYSUITE機材のいいところ。
まあ満席だとエコノミーよりはいいかな。うん。
プレミアムエコノミーの場合専用の間食(うどんですかい)とか、シャンパンが用意されているけど一切注文せず寝た。というか一食目も食べずに寝た。
起きてうどんですかいを頼もうと思ったら、1食目をどちらも残しておいてくれたそうなので、1食目を食べて再就寝。そして起きたら2食目。ちょっと多い気がしないでもない。まあ日本時間では昼食だけど…。
で、着陸。成田は相変わらず混んでいたので、自動化ゲートはやっぱり必須。スカイライナーで帰りましたとさ(スカイライナーもオンラインで買えるので、こちらも会員登録しておくと便利)。
エコノミーでもそこそこ快適なのがJALのいいところ。
旅行を通じて。色々あったけど楽しかった
今回の旅行では小さいトラブルがいくつかあった。記事中に書いたトラブルとしては…
- CDGでの駅封鎖
- ブリュッセルでの駅工事、列車がない
- パリでの事故により空港行き鉄道のホーム変更
てのがあった。
結局何だったのかよくわからないCDG駅の騒ぎ
CDGの件はテロとかだと困るので最初はちょっと離れて様子を窺ってたけど、軍の人が出てくるのを見つけたので問題ないと判断して近づいていったらすぐに入れるようになった。
まあもう少し慎重に動いた方が良かったかな?という気がしないでもないけど。なんだったんだろか。
ちょうどフランスの大統領選挙の時期だったのでちょっと過敏になってただけなのか、それとも…うーん。
この時の話。
イレギュラー時の案内がわかりにくいブリュッセル
ブリュッセルでの件、取ってた宿がセントラル駅なのにそこの駅が工事ってどういうことやねん(しかも滞在期間中だけ工事)…ってなった。しかもその当日買った切符だけでは振り替え乗車はないらしく、専用の切符を(500m歩いて戻って)取ってこいと言われる始末。面倒なので翌日も使える24時間券を買って南駅まで行ったら今度はブルージュ行きの電車がない!(最初の駅で言ってくれよ!)
結局乗り換えればいいって話だったけど、オランダでも似たような経験をしているのでこの辺との相性が悪いんだろうなぁと思った。
なおその辺の人も右往左往してたので、ぼくの英語力というよりも案内が分かりにくいことに起因するものだと思う(ぼくは英語はダメだけど鉄道は慣れてるので…)。
なお帰りは臨時駅行きの列車があった。こちらはわかりやすくて助かった(そこからホテルまではトラムで1本+メトロだったし)。何が助けになるかわからんものだなぁ、と思う。
この時の話。
パリでは空港行きの列車が止まる
パリ市内からCDGまで行くのはRER B線ってやつ。このB線はとても便利で、Gare de NordやChatelet(ルーブルとかあの辺から割と近い+地下鉄からの乗換)、St.Michel Notre-Dame(シテ島の南、ノートルダム大聖堂近く)といった観光客がよく使うであろう駅を通る。なのでわりとギリギリまで遊んで帰ることも可能だった。ところがこれが運休!Gare de Nordでは本来地下ホームから出るんだけど、そこの改札は閉鎖されていて、軍や警察の人に聞いてみたら地下ホームだよ!(ニッコリ)と言われる。まあその辺の人に聞いてみたら地上から出るよ!と教えてもらって助かったけど、空港には早めに向かった方がいいな、と改めて思った。
どうでもいいミスもありました
また、すごくどうでもいいミスとして
- ワイングラスは持ってきたのにコルク抜きを忘れた
- 栓抜き忘れた
があった。ちなみに記事中で一度も部屋でワインを飲んでいないのはコルク抜き忘れに起因するもの。せめてスクリューボトルのワインを売ってくれ…!!!!
現地で買え?買おうと思ったんだけど、オープナーがとにかく高い!30ユーロ~という感じで現地で買う気にはなれず、その分持ち帰る酒を増やした方がいいだろうと判断した。
ちなみにシードルはシャンパンみたいに引き抜けるタイプなので問題なく、ビールの王冠は1ユーロセント硬貨で開けることができた。困ったらおためしあれ(たぶん一円硬貨だと厚すぎてできないのと、日本の硬貨は傷つけると犯罪なのでやめとこう)。栓抜きはいつもはキーケースについてるから油断してたんだよね。
こうしておけば良かったと思うこと
あとはちょっとした後悔とか。
- ユーロスターは間違いなく1等にするべきだった
- 3カ国は無謀だった
ということ。いや…ボーダーコントロール越えるのは案外めんどくさい…。3つ回るなら同じ国にするかシェンゲン域内だけにするべき。
特にイギリスは通貨が違うため、お金の取り扱いもちょっと手間がある。イギリスはイギリスだけで行った方がいいね。
各国の地下鉄のちがい
3カ国まわったけど、どこも微妙に違うのが面白い。
ロンドンは鉄道はほとんど日本と変わらない。地上の鉄道も自動改札がある。地下鉄のドアは押しボタン式のところもあったけど、ちゃんと停止してから開く。
ブリュッセルのメトロはトラムとのあいのこだからなのか、車内に降車ボタンがある。地下鉄区間を抜けると使うものだと思うけど。地上鉄道は改札なし。
パリのメトロは色々。押しボタン式やノブをひねるタイプ、そもそも全自動ってのもあるけど、総じて動いていても停車位置に近づいていれば開くしくみ。せっかちな人は駅はいると連打してる。地上鉄道は改札なし(ただしきっぷのバリデーションをしてないと罰金を食らう)。
ローマなんかはわりと普通の地下鉄だったけど、この辺はやはりお国柄が出るんだろうか。
だいたいたのしかったよ
とまあトラブルやらミスやらあったけど、全体としては楽しかった。旅行の経験値が上がればこんなのたいしたことないんだろうけど、まだまだ初心者なので…。来年は豪在住で最近帰国した伯母の希望でイタリア(というかベニス)行きがすでに決められていたため、今年か来年のどこかでひとり弾丸欧州をしたいなぁというきもちが。
ちなみにこの旅行で余った小銭はAmazonのギフト券に変換したよ。