kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行したいんだけどコロナのせいでめちゃくちゃ。2~4日に1回のペースで更新(体調不良のため更新滞ることあり)。記事の中身は記載時点での情報です。JL-JMXと Marriott-Gold, accor-Silver,IHG-DIAAMB, Hyatt-Discoverist。訪問国数:23ヶ国25地域

キャッシュレス決済で2%or5%還元、政府の消費増税対策・キャッシュレス・ポイント還元事業(主にJR東日本関連)

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今日からですね。

 

 

10/1より消費増税。キャッシュレス・ポイント還元事業が始まる

キャッシュレス・ポイント還元事業は、消費増税に合わせて行われる施策。消費増税による消費の落ち込みを避けるついでに、キャッシュレスを普及させて現金の取り扱いコストを下げよう、とかそういう思惑があるんだとおもいます(あとは訪日外国人対策とか)。
対象期間は2019/10/1~2020/6/30の9か月間。


キャッシュレス消費者還元事業

で、これ実質的に減税なんですよね。まとめ買いとかしちゃった人には残念だと思うけど。

ちょっとわかりにくいのは「消費税の軽減税率とは関係なく」行われるところ。このへん話しててごっちゃになってる人がいたりするけど、軽減税率の対象であるかどうかってのはまた別の話なのでお間違いなく。


何が対象なの? | 特集-消費税の軽減税率制度 | 政府広報オンライン

関係なくはないけど、ポイント還元とかそういう実利の面では無関係。


対象のキャッシュレス決済

現在日本で取り扱われているメインのキャッシュレス決済はほぼ網羅されている。


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クレジットカードはもちろん、PayPayやd払い、LINEPayといったQRコード決済、Suica, PASMO, WAON等の非接触ICカードやメジャーなものはだいたいOK。
マイナーなものまで結構カバーしており、基本的には現金以外はほぼ対象になると考えていいかと思うけど、一応確認したほうがいいでしょう。

で、問題なのが還元方法。

特に登録なしでも還元されるクレジットカードも多い。その場合楽ですね。ところが、DCカードの一部のような「直接提携ポイントになってしまうDCカード」(JALカード等)の場合、通常のポイントとは別にポイントが貯まり、別途交換が必要…とかかなり面倒な感じになっている。
DCカードはカードにより異なるため、調べないといけないかんじ。特に難しいこと無さそうなカードでも登録必要なカード会社もあるようなので、要確認。

また、SuicaやPASMOは別途登録が必要。Suicaに関してはJREポイントの利用登録→Suica紐付け、でOK。

 

対象店舗

対象の店舗は専用アプリ、ホームページ上で検索できる。ちょっと見たところ、サイトの出来がよろしくなくて検索がしにくい…(PCで見てもアプリで見てもうんちです、PCの方がまだマシ)。


検索画面

 

旅行関係だと、ホテルは対象になっているところとなっていないところがあって面白いですね。


たとえば、札幌だとANAクラウンプラザ札幌や千歳は非対象なのに、ANAホリデイインすすきのは5%対象。
横浜だとベイシェラトンは非対象なのにインターコンチネンタルは5%対象、とか。
神戸は逆にベイシェラトンは対象、CP神戸は非対象。
運営母体によって決まっているんだと思われるけど、この辺もホテル選びに直結しそう。

安いビジネスホテルだと、QuicPayが使えるから合わせて25%…とかそういうこともできたり。

 

ビューカード・Suicaのキャッシュレス還元対応

以前JR独自のポイントの話を書いたけど、それに関連して。

 

kinako-yuta.hatenablog.jp

 

ビューカード(JREカード)はどうやって還元を受けるか?といえば、

・ビューカードはユーザーの手続き不要
・還元は請求から減算の形で行われる(引き落とし日である翌々月4日に減算)
・上限15000円/月


で、さらに以前の記事に書いた鉄道利用や定期券の還元を利用したい場合は、JREポイントへの紐付け作業が必要、という感じ。
また、ビュースイカの場合はSuicaへのチャージができ、これでもポイントが貯まる(これは従来からそう)。
ビュースイカのSuica側の利用だとSuicaへのチャージ+Suicaへのキャッシュレス還元分ポイントが貯まることになるので、ビュースイカの場合はSuicaで払える額(上限2万円)であればSuicaで払った方が得かなとおもいます。もちろんSuicaで還元を受けたい場合はJREポイントの方で登録が必要。


結局どうなるの?という話だけど、ビューカードの場合は下記のようになる。

キャッシュレス還元対応店舗でビューカードを利用して購入した場合

→ビューカードへの減算として2or5%還元
→さらに、ビューカードの決済に対するポイントとしてJREポイント加算
→JREポイント対象店舗ではポイントカードへJREポイント加算**(JREカードの場合、ポイントカードも兼ねているため不要)


キャッシュレス還元対応店舗で、ビューカードでチャージしたSuicaを利用し購入した場合

→Suicaを登録したJREポイント口座へJREポイント積算*
→Suicaへチャージしたビューカードの決済分のJREポイント加算
→JREポイント対象店舗ではポイントカードへJREポイント加算**


JR東日本独自のきっぷ/定期券での還元制度(下記記事参照)を利用して、定期券やきっぷを購入した場合

→JR東日本の施策として0.5~2%のJREポイント積算*
→ビューカード決済でJREポイント加算

 

 

というかんじ。わかりにくいっすね。

さらに、Suicaを使っているけどビューカードは持っていない場合、下記のようになる。

キャッシュレス還元対応店舗でSuicaを利用し購入した場合

→Suicaを登録したJREポイント口座へJREポイント積算*
→JREポイント対象店舗ではポイントカードへJREポイント加算**


*:JREポイントのサイト上でSuicaとの紐付必須
**:ビューカードの場合、JREポイントの物理ポイントカードが必要

 

 

で、上記とは別にJR東日本独自の還元策として、JREポイントがさらに積算される。


ややこしいですね。


まとめ:面倒だけど理解しとかないと損をする、まさに老人●し施策

というわけで、とにかくややこしい。
ポイントの取り扱いに慣れている旅行者や古事記の皆様には大したことではないけど、両親は???を出しまくっているご家庭も多いのでは。
我が家はこういうことに割と慣れているぼくがいるので、とりあえず何でもかんでもカードで買っとけ!と話はしている。
ポイントX重取り!みたいなことは抜きにして、とりあえず皆様にポイント制度に慣れていただくためのトレーニング期間と思っとくといいんじゃないでしょうか。はい。

 

 

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 JR東日本関連の話はどれもわかりにくいっす。ぼくが備忘録として書いてる側面が強い。