短時間ではあるけど、パリを観光した。
旅ステーションでパリを手ぶら観光
JCBプラザラウンジが休みだったので(土日休み)、ここのお世話になった。スーツケースひとつ10ユーロ…はともかくとして、保冷剤等のサービスがあるため、チーズやバターを買い込んだ人にはありがたいサービス。
荷物は何度も出し入れできるので、市内で酒を購入して詰め直すのにも便利。こちらも日曜は休みなので注意。
自転車の貸し出しサービスもあるけど、自転車で観光はちょっと盗難が怖いなぁ。
JCBプラザはとても使える、トイレに荷物預かり、レストラン予約等(ただし土日定休)
JCBカードがあれば、当日であれば荷物をJCBプラザで預けることが可能。しかも無料!…ところが土日定休!
JCBプラザラウンジ・パリはヴァンドーム広場とオペラ座の間にあるので、観光にも便利。サンラザール駅からも歩けるしね。観光地によってはキャリーバッグがあると入れないところもあるので、こういう荷物預かりサービスがあるのはありがたい。というわけで1枚は持っておきたいところ。つかえなかったけどね。
なお、海外では通用度が低いJCBだけど、JCBプラザはJCBが使えるお店を紹介してくれる。メインカードがJCBでも安心。
というわけでJCBプラザラウンジ・パリのサービスとしては
- 観光情報
- JCBが使えるお店
- トイレ
- 当日の荷物預かりサービス
- レストラン、観劇等の予約サービス(JCBプラザ優待プランあり)
- ミュージアムパス等チケットの販売サービス
- 紛失盗難時のJCBカード緊急発行サービス
というかんじ。お金がかかるサービスについては、JCBでの決済が必要となる。また、土日はお休みのため、週末弾丸には向かない。また、JCBプラザはピラミッド駅近くにあり、こちらは土日でも電話はやっているため、予約等は可能。
レストラン予約は使い方次第
JCBプラザを利用してレストラン予約、これが案外使える。というのも、JCBプラザ優待プランの存在がある。これはワイン1杯とコース料理がセットになっていたりして、とても楽。言葉に不安があっても「現地でメニューやワインを選ぶ必要がない」ため、ワインとか難しくてわからない…でも料理に合ったものを飲みたい…なんて場合には、色々とあらかじめセットになっているものを選ぶと楽(現地で選ぶ楽しみはなくなるけど)。もちろん席だけ予約も可能なのでこのへんはお好みで(優待プランはJCBでの決済が必須)。
ベルトラなんかでもセットプランはあるけど、ベルトラのレストラン予約はフィレンツェでレストラン側が混乱したことがあり、あまりおすすめできないかなぁ。個人的に先払いするタイプのやつはトラブルを生みやすいので避けた方が無難。
ここ。
パリで酒屋を巡る
まずは以前も訪れたことのあるLavinia。
ここは大型の酒屋で、ワインの品揃えがなかなかヤバい。それ以外にもブランデー、カルバドスがたくさん並んでいて試飲も可能なのでおすすめ。
今回は日本語しゃべれる店員は居なかったけど、だいたいどこに何があるかはわかってるのでサクッとカルバドスを2本購入。
ミシェルユアールが好きなんだけど、日本だとあんま売ってないんだよね。まあマイナー酒だしなぁ。
ちなみになぜノルマンディー地方まで行ったか?という答えがこの「カルバドス」、現地の方が種類も多いだろうと考えたけど…。カルバドスはAOC法で規定されており、りんごのブランデーがすべてカルバドスを名乗れるわけではない(ノルマンディー地方とその周辺の決められた地域で作られたものだけが名乗ることを許されている)。
カルバドスはリンゴを発酵させたお酒である「シードル」(これもAOCあり)を、樽熟成の後蒸留して、樽熟成されることによりできるリンゴのブランデー。
ノルマンディー地方の特産品として有名で、製菓の材料としてもよく使われている。風味は年数やものにもよるものの、甘い爽やかなフレッシュなリンゴの香りや焼きリンゴのような香りで、とてもおいしいのでぜひ試してみてほしい。
こんなところ。
以前の話。
メゾンデュウイスキーでウイスキーを見よう
次にメゾンデュウイスキー。パリではとても有名…というか日本でも有名なウイスキーやさん。
あっ…ってなったボトルたち。値札がない+年代表記が明らかに10万オーバーのウイスキーがそこかしこにあり、とても手がでる感じではなかったので退散。ウイスキー好きな人は是非一度足を運んでみるといいと思います。
ここ。マドレーヌ寺院からわりとすぐなので、ラデュレのマドレーヌ店のついでに訪問するのもありかなとおもいます。
ギャラリーラファイエットの酒屋
結局ラファイエットでワインを購入。ここは日本語しゃべれる店員がいたのでよかった。あまりほかでは見なかったリキュールや薬草酒もあるので、酒に深いこだわりが無い人で土産を探している人はここが一番楽かもしれない。ただフランス人の好みと日本人の好みが同じとは限らないことには注意。
Harry’s NewYork Barで有名カクテルを飲もう
ここ、ハリーズニューヨークバーはブラッディーメアリーや、ホワイトレディ、サイドカーと誰もが聞いたことがあるカクテルの発祥のお店。と、聞いたらやっぱり飲んでみたい。
バーってどうやって払うの?
毎度悩むのがこの問題。あんまり海外ではバーって行かないんだけど(食事の時のワイン以上に飲むと大変なことになるし)、いまいちよくわからないのが会計システム。
- キャッシュオン式?(一回一回払うタイプ)
- それともまとめて後払い?
- レジに払いにいくやつ?それともテーブル?
とか。いままで行った中だと、イギリスのパブはテーブルも含めすべてキャッシュオン式(日本にもある「HUB」のまんま)、ホテルバーはカウンターでも後払い方式だった。さてここはどんな感じなのか?と思ったら…ここはカウンターでも後払い。日本と同じ方式で安心した。
とりあえずブラッディーメアリー飲むよね。がっつりソースとタバスコが利いていておいしい。あんな雑な作り方なのに…。あとはホワイトレディも飲んだ。
店内はこんなかんじ。特にBGMがあるわけじゃなく、マスターが鼻歌歌いながら作ってる。壁にはウイスキーも並んでいて、よく見ると値札があってちゃんと飲める。
というわけでマッカラン18年の1989年ものを飲んだ。ウイスキーは同じ製品でも作られた年によって少しずつ味が変わっており、最新のボトルとは味が全く違うなんてのもよくある話。
「サントリーウイスキー角瓶 復刻版」発売 | WHISKY Magazine Japan
たとえば庶民のお酒であるところの角瓶の話。時代やそのときの保有する原酒構成(味だけではなく長く作れることを重視してブレンドを決める)によって、味は少しずつ変わっていくのです。
とまあこんなかんじでした。お値段はわりと…高いので、あんま調子乗って頼まない方がいいですね。はい。
12時からやってるので早い時間から飲める。夕方には混んでくるみたいだからのんびり昼休憩するくらいがいいかな。
エッフェル塔をチラ見
パリはたぶん5回目くらいなのに、エッフェル塔一度も見に行ったことがなかった…。とはいえ上りたい訳でもないのでスルー。そのうち中のレストランは行こうと思ってはいるけどね。
申し訳程度のエッフェル塔要素。
手前の公園でアートマルシェ?みたいなのやってた。なかなか面白かった。なんというか、とてもわかりやすい芸術でたくさんの人に何かを伝えようというのがよく伝わってくるかんじ。結構芸術って「わかるやつだけわかればいい」みたいなものもあるかと思うんだけど、ここのはそんなことなかった。10ユーロ取られたけど見る価値はあった。個人的に気になったのは半導体基板を使ったルームライトとか、展示スペース全体をダイナミックに利用したアートとか。モノトーンのやつや鮮烈な色使いのやつ、大きいものから小さいものまであって多様性があるかんじ。
そこからまたぶらぶらと散策。
ぶらっとモンパルナスへ。
歩いてリュクサンブール公園へ。秋ってかんじで、本当来てよかったなぁ。
紅葉ははイマイチと言われるパリだけど、黄色はちゃんと色づいてる。
で、空港へ。空港で前泊してかえります。
ホテル宿泊はKaligoで。BAマイルがわりと貯まります。BAマイルでJL42を取って欧州旅行ってのもあり。