今回は電動キックボードを都内で利用した。
電動キックボードの実証実験実施中。都内で「Luup」を利用
現在、日本では電動キックボードは原付扱い。なので、ナンバープレートの取得や自賠責保険、運転免許証、ヘルメットの着用等の規制がある。
ただ、海外ではこの辺は国により色々で、ぼくもLimeを海外で使ったことがある。
で、現在は実証実験として、指定された事業者からレンタルをする場合はヘルメットの着用が不要となっている(その代わりに、最高速度が15km/hと制限されている)。
というわけで、対象事業者のLuupのものを借りてきた。
以前海外で借りた話は↓。
これは最初に使った時の感想。新型機は段差耐性が上がっているので、あまり不安を覚えることはなかったかな。ただ、スピードが出るのでその面では危険を感じた。
kinako-yuta.hatenablog.jp
日本で以前やってたやつはかなり厳しい感じだった。
使い方
利用にはアプリが必要。利用料金は初乗り10分間110円(税込)、10分以降は1分あたり16.5円(税込)となる。
借り方
アプリをダウンロードして、支払情報や免許証を登録する必要がある。
メニューの左上の「電動キックボードの準備はこちら」に従えばOK.
法律のテスト問題があるけど、やり直しもできるので難しくはないです。
実際に使うときは、
ポートで利用可能な自転車or電動キックボードのQRコードを読み取る。
QRコードは電動キックボードの場合ハンドル部分にある。
乗車時に返却するポートを選べる(=予約されるので返却できないことはない)。途中でも変更可能なほか、借りたポートに返すことも可能。
返し方
アプリを開くと「ライド終了」が選べるので、キックボードをポートに停めて選択する。
ポートに停めたら写真撮影をする。
こんなかんじですね。
これで返却完了。
操作方法
キックボードの操作は難しくなく、ブレーキは自転車のようなハンドルの奥についているタイプ。
ウインカーは左側、アクセルは右側についている。
利用する場合は足で少しこいでから、アクセルを押し込めばOK。
エリア
エリアはアプリ見ないとわからないのが難点ですね。
こんな感じ。新宿区と渋谷区がメインでしょうか。ぼくは赤坂で借りました。
使ってみた感想
使ってみた感想としては、15km/hはちょっと遅すぎるかな、というところ。せめて24km/hは出てほしい(アシスト付き自転車のアシストが切れるのが、このスピードなので)。
また、道路交通法的に二段階右折ができないのが弱点。左折だけで移動するようにルートを考えた方がよいです。自転車レーンが走れるようになっているんだし、この辺は自転車と同様に扱ってほしいという気持ちがある(少なくともいまの制限速度であれば)。
あとは返却できるポートが限られているので、行きたいところに行けるとは限らないのも難点。まあ、実証試験でこの辺の課題を洗い出して、もっといい仕組みにしてほしいなと思います。
それ以外は…正直、危険なところはほとんどなかった。日曜の朝に利用したために交通量が少ないのもあるけど(それでも都内なので車はバンバン走っていた)、Limeと違ってサイドミラーがあるから後方の安全確認が容易だし、車体の出来が良いので段差もあまり気にならない。
遅すぎて交通の流れに乗れないということも特になかったので、(自転車程度のスピードは出るし…)問題なかった。
まあこんな感じでしょうか。