最終日は空港近くで観光するぞ。
このへんの続き。
空港から近い街、マインツへ
マインツはヴィースバーデンとフランクフルト空港のあいだにある街。SバーンのS8が止まるほか、ICEもあり。空港までは30分程度なので、フランクフルト乗り継ぎの際にはお手軽に観光ができると思う。
マインツの駅。中身はわりと近代的だけど…
表は味がある。
観光地までは中央駅から徒歩20分
マインツ中央駅から観光地であるマインツ大聖堂まではだいたい15~20分程度。ただ、路面電車があるのでそれに乗ればわりとすぐ。ヴィースバーデンとマインツの共通1日乗車券的な買い方もできるものの、今回はどちらの街も公共交通機関は一切使わなかったので、ヴィースバーデン-マインツ間は普通の1回券を購入したよ。
観光地までは路面電車の線路沿いに歩けばいいみたい。路面電車でサクッと行くよりも、まわりの景色を見ながら歩く方がお勧めかな。
マインツ大聖堂。ドイツの3大大聖堂のひとつ、らしい。
別角度から。
お城みたいな外観してる。
内部はとても広い。
人が少なく、落ち着いた雰囲気。
ここまではそこそこ歩くので、座って休憩もアリかなと。
中庭。
グーテンベルク博物館(活版印刷の博物館)。活版印刷を発明したとされるグーテンベルクはマインツ出身だそうで、それに関するものがたくさんある…ところがやってなかった。何故なのかは後ほどわかった。
街並み。ちょっとアルザス(フランス)っぽい。まああちらがドイツの影響を受けてるんだけど、文化的に陸続きであるのを実感できる(マインツはフランスだった時代もあるようなので、その点も共通している)。
大通りに戻ったらパレード!そう、2月はカーニバルの季節なのでした。
ずらーっと駅の方まで続く、ながーーーーーいパレード。
とても楽しげ。どうやらこのお祭りがあるため、お店はほとんど閉店していたみたい。当てが外れて駅のパン屋でパンとビールを買ってお昼ご飯にしたよ(楽しかったからいいんだけど)。また、マインツの街中は基本的に日曜日は営業開始が遅い。そのため日曜の滞在場所はちょっと考えた方がいいかなと思った。
フランクフルトでアップルワイン電車に乗る
続いてフランクフルトへ。あまり時間がないのでフランクフルト市内の観光は全スルーでこちらのアップルワイン電車だけ乗ることにした。マインツからフランクフルト市内まではSバーン。中央駅までよりも、その先まで乗った方が観光的にはいいかもしれない。
旧型の路面電車を利用したアップルワイン電車。車内でアップルワインが飲める。
なおアップルワイン自体はフランクフルトの名物で、レーマー広場のお店では自家製のアップルワインが飲めたりするみたい。ただ近年は「貧乏人の飲み物」的な位置付けらしく…。
アップルワイン電車の始発はZoo駅。ここは路面電車の折り返し駅になっているみたい。
やってきた。普通の乗り場ではなく、引上線上で停止していた。写真撮ってたら手招きされたので、そのまま乗車。
車内。
前方を望む。
座席はアップルワインの瓶が置けるくぼみと、栓抜きが用意されてる。つまみのプレッツェルも付くよ。市内一周8ユーロ。
アップルワイン。正直、フランスのシードルやイギリスのサイダーと比べると数段落ちる味わい…。ただ、路面電車でこうやって飲めるというのはそれだけでテンション上がる。
アップルワインの味としては「薄くて酸っぱい、リンゴ風味のワイン」という感想。レーマー広場あたりのお店行けばもっとおいしいのかな…この辺は再挑戦したい。
ガイドブックや各所ブログだと「大人気!」「満員!」みたいなことが書いてあったので覚悟して行ったらガッラガラ。寒いからかな。乗客は日本人カップルと僕だけ。
とはいえ暖かい車内で安心して酒を飲めるのでありがたいっすね。
運行ルート。先にマイン川の北側を通る…ってチケットには書いてあるけど、実際には南側を通った。そのため時間的に厳しくなり、レーマー広場やでかいユーロのオブジェをみる機会もなく中央駅で降りることに。
中央駅。この辺は治安がよろしくないらしいけど、地上は普通だった。
アップルワイン電車は、基本的に一周乗ることを想定してるみたいだけど、途中下車可能。時間が厳しければ飲みきったらSバーンの駅で降りちゃうのもアリかな。