kinakoの便所の落書き

飛行機、旅行、モバイルの話が中心。飛行機やホテルはあくまで手段であって目的ではないというスタンスで旅行します。2日に1回のペースで更新(たまに毎日)。JL-DIAと Marriott-Platinum, accor-Silver,IHG-PLTAMB。訪問国数:23ヶ国25地域

特典航空券を使った国内旅行Tips(2019/07現在)

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UA特典のANA国内線での予約変更ができることが確認できたので、それに加えてついでに特典航空券を利用した国内旅行の小技やここ最近の動向についてまとめておく。

 

 

特典航空券の基本ルール

まずこの記事を理解するために抑えておきたいルールは以下。基本的に当たり前の話から、会社ごとに微妙に異なるルールがあったりする。


JAL・ANA共通


・特典航空券予約の必要マイル数が通常より低い特典航空券が存在する
・予約開始は現状ではANAの方が早い(年二回の一斉発売日)、JALは2か月前からだが2019/9/10より330日前になりJALの方が早くなる
・国内線特典航空券はJAL、ANA、BA、UA等でも片道発券可能
・JAL/ANAの通常の国内線特典航空券の場合、変更は無料でキャンセルはJALは3000円、ANAは3000マイル(どちらも1予約に対して)
・JAL/ANA共にシーズナリティーあり(ANAは3段階、JALは閑散期に減額マイル設定あり)
・前日まで予約可能
・おともdeマイル割引/一緒にマイル割の制度あり、微妙な違いはあるが基本的にほぼ同一サービス
・必要マイル数は両社で微妙に異なる
・マイルの有効期間があるため、貯まる速度が遅い場合は別の使い道を考える必要がある
・空席が充分にある場合、直前に特典航空券枠が広がることがある

 

ANAのみ


・ANAの国内線特典航空券は利用制限期間あり(JALは全日利用可)
・特典航空券は通常、マイル積算ができないが、例外あり
・コードシェア便はANA便名で予約可能
・ANA国内線特典航空券は前便変更ができなくなった
・プレミアムクラスは国内線特典航空券では予約不可、事前アップグレード申し込みと当日アップグレードは可能
・アップグレードにはアップグレードポイントが利用可能(上級会員対象)

 

JALのみ


・JAL国内線はJALマイレージバンク(JMB)から予約した場合のみ、当日の同路線で搭乗便より前に空席がある場合繰り上げて変更ができる(前便変更)
・JALグループでないFDA/AMXは特典航空券は取れるがディスカウントマイル対象外
・クラスJは予約可能、ファーストクラスは国内線特典航空券では予約不可。当日アップグレードは可能(Y→F8000円)
・ダイヤモンド会員のみ、通常の倍のマイルで空席があれば必ず予約できる「ダイヤモンド特典航空券」がある(通常の特典航空券は設定された枠の中での席の奪い合い)

※「同路線」はマルチエアポート扱いがある場合はどちらでもよい(羽田→関西を早い便の羽田→伊丹への変更ができる)


BA/UA等提携他社からの日本国内線特典(JAL/ANA)

 

・提携他社からもJAL、ANAの国内線特典を取ることができる(その他社のマイルが必要となる)
・提携他社からJAL・ANAの特典を取る場合、ルールはJALやANAから取った場合とは異なることが多い
・マイルの増減がある限り、実質的に有効期限がない会社が多い
・JAL国内線は他社からの予約の場合前便変更は基本的にできない
・ANA国内線は国際線扱いなら前便変更できる(つまり、UA特典なら変更可能)
・JALの場合、HAC/RAC/JAC運航路線は取れない場合がある(少なくともBAからは不可)
・有償航空券同様に所定の額の支払いで上級クラスへ変更可能、ただしマイルは非積算
・UAの場合、搭乗前にカウンターへ寄る必要がある


特典利用のTips

予約の話とか。

 

とにかくマイル消費を抑えたいならUA特典

 

ユナイテッド航空のマイルは日本国内線の場合、片道5000~8000マイルで予約ができる。これに関してはもう各所でさんざん説明されているけども。
ユナイテッド航空の特典航空券は国内旅行でも乗継が可能。この仕組みをうまく使えばマイル消費を抑えた旅行ができる。
たとえば静岡→札幌→東京、とか(5000マイル)。この場合東京~静岡県の方なら有効に利用できる(同じ空港には戻ってこれないため、こういう取り方をしている)。
札幌や沖縄以外であれば仙台-どこか-東京とか。
関西の人の場合、大阪→どこか→中部、とか岡山→どこか→大阪、みたいな取り方ができる。
最大でも1泊利用しかできないとか、直前予約の手数料、払戻手数料、変更手数料等ANA特典より不利なところは色々あるため、UAサイトでよく確認する必要はある(制度変更が予告されているため、最新の状況を確認するべき)。また、この手数料に関してはステータスマッチ→実際にUAで搭乗することにより(=ステータスチャレンジを達成する)、減額させることもできる。↓

 

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あくまでも乗継なので、たとえば札幌に夕飯を食べに行くとか、そういう使い方にはGood.
UAは外資にしては日本国内でもマイルがためやすいので、サブとして貯めておくと面白い使い方ができる。マイルの入手はフォートラベルとかIHGやマリオット(どちらもホテルのポイント)からのポイント移行と手段はいろいろ。
必要マイル数が少ないため、交換が容易なのもメリット。
ただし直前の予約ができないのが難点。


どこでもよければJALの「どこかにマイル」


JALの特典航空券には往復6000マイルで4択の選択肢のうちのどこかへ行ける「どこかにマイル」がある。明確な目的地がなく、とりあえずどこかに行きたい!という場合、少ないマイル数で旅行ができる選択肢として、JALマイラーでなくてもこの分くらいのマイルを常に持っておくと面白いと思う。↓

 

 

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設定があればお得な「今週のトクたびマイル」(ANA)


国内線特典航空券を通常より少ないマイルで発券できるのが「トクたびマイル」。レートは路線により異なるが、3000マイルから交換可能。ただし公表がかなりギリギリになるので、狙って取るのは難しいのはどこかにマイルと同様。また、2020年以降も設定があるのかは現状では不明。
設定されていればお得に利用できるので、直前に予約するなら十分にアリ。


おともdeマイル割引(JAL)/いっしょにマイル割(ANA)

 

どちらもほぼ同一のサービスで、会員のマイル+同行者はお金を払って搭乗することができるもの。
同行者は3人まで(本人含めて4人)、また本人のみや本人が乗らない場合は適用外になる。
・JALは家族のマイルも合算できるが、ANAは不可
・両社ともマイルは払戻不可
・JALはクレジットカード払いのみ対応、ANAはクレカ+コンビニ払い・銀行払いも可能
同行者はマイル積算が可能なため、JAL利用の家族旅行であれば家族プログラムでマイルを共用できるようにして、ステータス会員にマイルが積算されるようにしておくと少しお得になる。

 

 

前便変更が可能なJMB特典航空券

 

ふつーにJMBから特典航空券を取るのは、国内線においては結構お得。制度変更で前日まで予約ができるようになったこともあり、JAL国内線特典であればJMBから取るのは利便性の面でもGood。ANAの特典航空券では前便変更ができなくなったこともあり、JAL国内線特典は利用価値が上がっている(国際線は下がっているけどな!)。
なお減額マイルキャンペーンやJALカードでの割引があるので、利用頻度が高いならばJALカードの作製も考えるとよいかも。
また、制度変更により2019/9/10より330日先の予約もできるようになった。特典利用が前提の場合、JALの方が先に予約できることに。


UA特典で前便変更可能な特典航空券にする

 

ANA利用の場合の特典航空券は基本的に搭乗当日の前便への変更ができない(以前はできたができなくなった)。そのため、ANAの国内線特典では前便変更ができない…ということはなく、国際線の国内区間なら変更が効く。
UA特典でANA国内線を予約した場合は、国際線の国内区間扱いになるため、前便変更が可能。

 

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UA特典+エクスカーショニストパークで、海外の移動手段を手に入れる

 

エクスカーショニストパークについては↓。

 

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エクスカーショニストパークの前後に取るのは日本国内線でも大丈夫なので、日本国内線+欧州内移動+日本国内線や、日本国内線+アフリカ内移動+日本国内線といった使い方が可能。距離が長くなっても、UAの指定したエリア内なら無料で発券できるため、単純に片道だけ取るよりもANA国内線で挟んだ方が安い、ということも多々ある。
LCCが少ない地域内の移動に使うとお得。

 

BA特典の制度変更

ブリティッシュエアウェイズによるJAL特典航空券は必要マイル数が上昇したり(4500→6000)、直前予約ができなくなったりGroupon.esで販売されているIberiaマイルの規約変更により、欧州在住者限定やアジアの航空会社では使えないといった縛りが生じている。
そのため、BAマイルの供給源としては各種ホテルプログラムやアメックス等からの移行、BAと提携社への搭乗程度に限られてくるため、利用価値がある貯め方は絞られてきた印象。
反対に、JMBでの特典航空券が改善を重ねている。使い勝手としてもJMBでの特典より劣り、価値が逆転している状況(むしろ正しい状態だと思うけど)、BAは今からどうこうするには向かないかな。

 

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マイル積算関連

特典航空券はデルタにマイル積算できる

各所で有名な施策である「ニッポン500マイルキャンペーン」。国内線はどんな区間、会社、運賃でも(ただし国際線の国内区間は失敗が多い)積算可能で、1区間一律500マイル、年間最大5000マイルが付与される(メダリオン会員は20000マイルまで)。
マイル積算を他社に付けていても関係なく積算されるので、手間と思わない人はやっておくことをおススメ(正直、結構面倒なのでぼくはやらずにいることも結構ある)。なお積算にはFAX送信が必要→メール申請になった。

3年計画で貯めればスカイマークの往復航空券にはできる。また、メダリオン会員は付与上限が上がるので、1年で達成も可能。


まあこんなかんじでしょうか。あんま書いてもアレなので。


特典航空券はミリオンマイラープログラムには積算できる

ミリオンマイラープログラムはANAの生涯マイル制度。たくさん乗るといいことがある。
で、ANAは「特典航空券でも積算対象」。この辺はJALと大きく違うところ。ライフタイムマイルに対しては有効な手段。

 

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 JALの場合は積算されない。


マイル有効期限対策

日系にはマイルの有効期限があるけど、それについての対策。延ばしたり交換したり合算したり。

ダイヤモンド・JGCプレミア会員になる


マイルのまま延ばす方法としては、ダイヤモンド会員になること。最上級会員であるダイヤモンドやJGCプレミア(JAL)であれば、マイルの有効期間がなくなる。カウントの開始は会員ランクが落ちてからなので、これによって先送りすることができる。
ただ、ダイヤになるほど乗るならマイル使う機会もあるだろうし、あんまり現実的ではない。

 

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家族で合算して使える単位にする


JAL、ANA共にJALカード/ANAカードを持つ家族間ではマイルの共有が可能。そのため、一人では足りなくても家族分を合算すれば使えることも。

 

スカイコインにして航空券購入に使用する


ANAのスカイコインへは10000マイルに達していなくても交換可能。ただしレートが低下する。
それでも使えないよりはマシ。

 

eJALポイントにして実質期限延長


eJALポイントは積算されたポイントの一番長い有効期間にすべてのポイントが揃えられるので、失効前にeJALポイントに変換すれば実質無制限になる。


友人同士で

友人同士で行く場合、JAL/ANAの特典航空券では別々に取らざるを得ない…が、おともでマイル割引/いっしょにマイル割なら同時に申し込みができる。また、BAやUAの特典航空券は第三者への発券が可能なので、これらも活用したい(頻繁に使うとアカウントが凍結されるので注意)。なお、どこかにマイルを友人同士で使う場合、使う人それぞれがJALマイルを持っていることが必要になる。

 

用途別のマイル選択

じゃあどういう場合にどこのマイルを使えばいいのか?ということになるわけだけど…これはなかなか難しい。一長一短なので、何を重視するかやマイルの入手難度によっても変わってくる。
マイルの入手難度が一番大きい問題なんだけど、これも人によるので…。

たとえばUAマイルは入手手段としてはホテルポイントや細かいところではフォートラベルなんかもあるし、わりかし入手しやすい部類。
ただ、大量のマイルを用意できるか?といわれると怪しいところ。
JLやNHはポイントサイトや各種ポイント等からの移行で、日本国内に生活拠点があれば入手は容易なマイルではあるけど、特にANAはフライトでは貯まりにくいという弱点がある。JALはツアープレミアムで貯めやすいっすね。
BAはバイマイル手段がそこそこ豊富にあるので、まあ入手自体は難しくはない。Grouponから入手は難しくなった(規約的にNG)とはいえ、BAやIB側でのセールがないわけではない。

で、その辺は考えずに、用途別に考えてみた。

 

 

直前発券したい

 

→JL/NH<BA<UA
この場合、日系二社は1日前まで予約を受けてくれる。BAは4日前まで。UAは21日前を過ぎると緊急発券手数料が必要になる。


周遊/乗継をしたい

→UA
UA特典は2回まで乗継可能。他社でも周遊できるのあるけど(ASとか)、違うことに使った方がお得。

 

往復(実質往復)で必要マイル数が低い

→UA<JL/NH<BA
UAは5000マイルで実質往復が可能。ただし東京発だとちょっと使いにくい。
JL/NHは6000マイルから特典航空券が利用可能。JALは4択のどこかに行ける「どこかにマイル」、ANAは直前に売れ残りを放出する「トクたびマイル」。

 

片道の必要マイル数が低い

→NH<UA/JL<BA
ANAは「トクたびマイル」が片道3000マイルから。
JALは必要マイルはディスカウントマイルで5000マイルから。UAは5000マイルから。
BAは6000マイルから。


最繁忙期に特典を利用したい

→JL
JALは利用制限期間なし(取れるかどうかは別問題)。

鹿児島・沖縄離島へ行きたい

→JL<UA<NH<BA
JALは子会社のJTA・JAC、孫会社のRACのネットワークが豊富。
UAは乗継可能でANAのネットワークを活かせる。
ANAはJALと比べ離島ネットワークが貧弱。
BAはオンラインではJTAが取れず、JAC/RACは特典対象外。


北海道へ行きたい

→UA<NH<JL<BA

UAは乗継可能で新千歳からのネットワークを利用可能な上、AirDoも利用可能。
ANAは羽田発単独路線を複数持つ(稚内・根室中標津・紋別)。AirDoも利用可能。
JLは子会社のHACがあるが、新千歳での乗継はできない(JAIRは新千歳だがHACは丘珠)。
BAはHACは特典対象外。

 

こんなかんじ?まあ割と当たり前な話が多いんだけど、リアル友人なんかだと知らない人もちょいちょいいるので書いておいた。